新江ノ島水族館(えのすい)を徹底レポート!120%楽しむ方法!
(画像=『あそびのノート』より引用)

相模湾ゾーン の必見スポット4選

水族館が面している相模(さがみ)湾は、有数のイワシ漁場としても名高い神奈川県の海域です。この展示ゾーンでは、相模湾にまつわる資料や生き物たちがもりだくさんに並べられています。ここでしか見られない展示しかない、といっても過言ではありません!そんなご当地ならではの貴重な展示の中から、絶対に見てほしいポイント5選をご紹介します。

相模湾で見つけられた生物たち

相模湾は、まわりを囲む山々からの養分も海へとたくさん流れ込むことから、湾全域が栄養満点。深い海と栄養たっぷりの湾は、世界に類をみない多様な生物の宝庫なのです。

新江ノ島水族館(えのすい)を徹底レポート!120%楽しむ方法!
(画像=『あそびのノート』より引用)

これは、相模湾で見つけられた生き物たちの一覧です。よくみると名前にサガミエノシマの単語が。見つけられた水族館付近の地名が名前に採用されているんです。

新江ノ島水族館(えのすい)を徹底レポート!120%楽しむ方法!
(画像=『あそびのノート』より引用)

これは、エノシマサンゴの標本です。実物の展示が多いのも魅力です!

シラス展示、えのすい世界初への挑戦

湘南といえば、シラス丼!ここでは、その湘南の特産品「シラス」が生きたまま展示されています。湘南のシラスは、カタクチイワシやマイワシの稚魚のことです。要するに、イワシの小さい子どもサイズの状態をシラスという名で呼ぶのです!世界初、さらには世界でここでしか見ることのできない展示は見逃せません。

新江ノ島水族館(えのすい)を徹底レポート!120%楽しむ方法!
(画像=『あそびのノート』より引用)

シラスは、泳ぐ姿や生体を見ることはめったにできません。というのも、とっても小さく、とっても弱いため海から生きた状態で水族館に運ぶことが非常に困難だからです。特産の魚であるシラスの展示にこだわり、新江ノ島水族館では、卵の状態から稚魚を育て、2014年4月に世界初のシラス展示に挑戦し、成功させました。卵からの養殖には特殊な技術が必要で、現在も繁殖研究の途中。うまく育たないこともあるのだとか。まさに、努力の結晶の展示。透明に輝くシラスはどこか神秘的です。

相模湾大水槽は館内最大の自慢スポット

館内の水槽で最大規模の相模湾大水槽。水深6.5メートルの水槽の中には、およそ90種類2万匹の、実際に相模湾でみられる生物だけが展示されています。水中の世界をできるだけリアルに再現する工夫も。

新江ノ島水族館(えのすい)を徹底レポート!120%楽しむ方法!
(画像=『あそびのノート』より引用)

自然のありのままの環境に近づけるための造波装置や、本物さながらの偽岩をつかい水中の構造をより忠実に再現しています。ここまで水槽内をつくりこんでいる水族館はめずらしいそうです。

新江ノ島水族館(えのすい)を徹底レポート!120%楽しむ方法!
(画像=新江ノ島水族館(えのすい)を徹底レポート!120%楽しむ方法!)

水槽内でひときわ目立つのが約8000匹のマイワシの大群。イワシの大群展示を日本で初めて行ったのは、新江ノ島水族館です。天敵がいる環境でこそ見ることができる小さな魚たちの集団行動。自分たちの身をまもる防御行動の1つです。水槽内では意識的に、イワシの天敵を共生させることでこの展示を実現させています。

息をそろえて気持ちよさそうに泳ぐ姿は、みている人の心を癒します。銀色にきらきらと輝きながら泳ぐマイワシの大群は最大の見どころです。

新江ノ島水族館(えのすい)を徹底レポート!120%楽しむ方法!
(画像=『あそびのノート』より引用)

大水槽はさまざまな角度から見ることもできます。違う角度からみるとまた新しい発見が!大水槽横のスロープになっている通路を歩いていると、頭上にはエイが。

にっこり笑っているかのように見えるエイですが、この白い面はお腹!目はその裏側にあります。

相模湾キッズ水槽

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(画像=『あそびのノート』より引用)

開閉式ののぞき窓がついた、小さな水槽がかわいらしい相模湾キッズ水槽

館内初のキッズ向けの展示で、子供の目線に合わせた低い位置に水槽が設置される心遣いも。

新江ノ島水族館(えのすい)を徹底レポート!120%楽しむ方法!
(画像=『あそびのノート』より引用)

小さな水槽の中にいる小さな生き物たちをじっくり観察してみてください。