イルカショー「Dolferia」は大迫力!
気になる展示もありますが、時間の限られているショーを優先的にみることが館内を楽しむ上で大事なポイント!
次は、お待ちかねの土日・祝日限定の大人気イルカショー「Dolferia(ドルフェリア)」を見にいきます。所要時間はたっぷりの約20分。
クラゲサイエンス エリア横のエスカレーターから一度外にでて、館内でいちばん端にあるイルカショースタジアムへ向かいます。到着すると、湘南の海に浮かぶ江ノ島と富士山の美しい景色と、スタジアムがコラボレーションした絶景がひろがります。
広々としたおよそ1000人を収容できるスタジアムには、すでに大勢の人が。
これは、開始約30分前の様子ですがほぼ満席です。できる限り早めに席の確保をするとお好みの場所でショーをみることができます。
イルカショーの見どころ
終始、海の仲間たちが華麗なパフォーマンスを繰り広げる「Dolferia(ドルフェリア)」ですが、ショー最大の見どころは、三頭のイルカが同時にジャンプをするクライマックスです!一頭ずつそれぞれが技を披露するシーンは盛りだくさんにありますが、三頭もそろって演技をするのはここだけ。水しぶきも通常の何倍もの高さになります。
おススメの座席
山崎さんのおススメは、館内を正面にして半分から左側でショーをみることなのだとか!ステージの下手である左側付近で見ることで、イルカたちの顔も見やすくなります。また、クライマックスの三頭同時ジャンプも、下手の左側で行われるため、やはり下手側(左側)の席で観覧するのが良いでしょう。
ジャンプや技を繰り出す度にたつ、水しぶき。そんな水しぶきを浴びたい!迫力を味わいたい!という方は、ぜひ前方2列目や3列目に座ってください。気持ちほどに水しぶきを浴びることができちゃいますよ。夏の暑い時期はつめたい水が気持ちいいですよ。
日本のイルカショーの先駆者でもある江の島水族館
新江ノ島水族館の元祖「江の島水族館」は、実は1957年に、日本ではじめて本格的なイルカショーを開催した日本のイルカショーの先駆者ともいわれています。
魚類だけでなく鯨類等の水生生物(海や川で生活する生き物)を網羅した、日本の総合水族館の先駆けにもなりました。
「存分に楽しんでほしい」という知られざる工夫」
ショーを見ているとひとつ気になる点が。ほかの水族館のようにイルカにショーの指示をだす「トレーナー」の姿がないんです。ショーに登場するのは、ダンサーと生き物たちだけ。その他の指示を出したり、ご褒美をしたりするトレーナーやスタッフは見えない舞台裏でショーを支えています。
館内うまれのイルカ、館内4世・館内5世がいるのは世界でここだけ
新江ノ島水族館では、自然から水族館にやってきた野生のイルカだけではなく、館内でうまれ育った館内4世・館内5世と呼ばれるイルカたちがたくさんいます。イルカの繁殖は簡単なことではなく、なんと5世までいる水族館は世界でここだけなのだとか。
オキゴンドウ・ハナゴンドウの見分け方
「Dolferia(ドルフェリア)」には、バンドウイルカ・オキゴンドウ・ハナゴンドウの全3種の海の仲間たちが登場します。
ちなみに、2種のゴンドウクジラの見分け方は、色が比較的黒いのがオキゴンドウ。身体に花柄のような白い模様があるのがハナゴンドウです。ぜひよくみてどちらの種類なのか見極めてみましょう。
イルカと握手 プログラムも開催
ショー終了後には、人懐こいイルカと握手ができるプログラム「イルカと握手」も開催されます。イルカと実際にふれ合う体験を通して、驚きと感動を味わうことのできるプログラムです。1日3回(時期に変動あり)、各回先着予約30人限定!料金は、1回500円(税込)・対象年齢は4歳以上に限られています。
イルカのお母さんが子育てや出産をする「ブリーディングプール」
ショーが終わるとそのまま館内へと向かってしまう人が多いのですが、忘れずに見てほしい隠れスポットがあります。イルカのお母さんが出産や子育てをするブリーディングプールです。
ショーが行われるステージの右奥に位置しているため、多くの人は見逃してしまいがち。ここでは、まだショーにはでていない小さいイルカにも出会えます。館内で一番ちいさなイルカは1歳のミルです。かわいらしい姿は必見です。
それでは、もう一度入口付近にある「相模湾ゾーン」へと移動し、はじめから館内を楽しみましょう!