「果汁グミ」の特徴
果汁グミの原材料をみてみると、水あめが最も多く含まれています。
味覚評価で、最もモチモチとした食感だったのは、
水あめが最も多く入っているからではないか、と推測されます。
また、原材料表示からは伝わりにくいですが、、
「果汁グミ」は他の「ピュレグミ」、「フェットチーネグミ」と比べて、
酸味をほとんど感じない!ことが特徴です。
酸味を感じない分、相対的に甘さを感じやすくなり、
味覚評価でも最も甘さを強く感じる結果となりました。
また、濃縮ぶどう果汁が3番目にきていることからも分かるように、
ウェルチのような濃いぶどうの味を感じました。
「ピュレグミ」の特徴
ピュレグミの原材料表示では、砂糖、水あめ、に次ぐ3番目にゼラチンがあります。
水あめは、多く入れると、もちもちとした食感になることが予測されますが、
その次に多くゼラチンを使用することで、ゼリーのような固さを出しているのではないかと考えられます。
味覚評価でも、わずかですが、最も固さの点数が高かったです。
また、まわりについているパウダーの酸味が最も強く、舌触りがざらざらとしていること
も特徴的でした。
「フェットチーネグミ」の特徴
フェトチーネグミも、ピュレグミと同様に原材料表示は砂糖、水あめという順番になっています。
甘味をとても強く感じそうですが、
パウダーの酸味によって抑えられていて、甘味がくどくないことが特徴的でした。
また、アルデンテな弾む噛みごこち!とパッケージにもあるように、
柔らかいのになぜか噛みちぎりにくい、という不思議な食感のグミでした。
おいしさの評価
日本味覚協会では、僭越ながら
各個人が感じた「おいしさ」についても5点満点で評価をしています。
その結果はこちらです!
「ぶどうグミ」のおいしさ評価のポイントとなったのは、「味のパランス」です。
「ピュレグミ」は、すっぱすぎる!という意見があり、やや評価が低くなってしまいました。
一方で、「果汁グミ」は、ぶどう感や味の持続性、これぞ王道のぶどうグミ!だと思いましたが、
甘味が強すぎる!という意見もあり、2位でした。
そして、今回は、
「フェットチーネグミ」が、程よい酸味と甘味で味のバランスがよく、
柔らかいのに噛みちぎりにくい不思議な食感が楽しいと評価されて、
見事1位になりました!!!!
なお、日本味覚協会ではこのような味覚評価(商品評価)をインスタグラムにて公開しています!
よろしければフォローしてみてくださいね!
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本日のまとめ
- 果汁グミは、濃いぶどう感、もっちもちな食感、これぞ王道のグミ!でもやや甘すぎ…?
・ピュレグミは、酸っぱいパウダーで、ザラザラな舌触り、刺激が欲しい時に最適!
・フェットチーネグミは、程よい甘味と酸味で、不思議な食感!
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提供・味覚ステーション
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