奈良名産の「柿の葉寿司」など名産寿司を製造・販売する「ゐざさ」は、33種類の栄養素がバランスよくとれる「完全栄養食」のちらし寿司「はれのひ」3,240円(税込)を、公式オンラインショップにて3月27日(木)に販売を開始した。

「完全栄養食」に近い「ちらし寿司」

古くから日本各地に根付く「ちらし寿司」は、山のものや海のものなど土地の食材をふんだんに使っており、今でいう「完全栄養食」に近いものだった。完全栄養食は、人が健康を維持するために必要な栄養素を全て含み、厚生労働省が策定した「日本人の食事摂取基準」に基づき、1食当たり1日に必要な栄養素33種類がそれぞれ3分の1以上摂取できる食品のこと。


そこで「ゐざさ」では、自社のちらし寿司のレシピを科学的に分析。管理栄養士の監修のもと、1年以上をかけて、不足している栄養素を補う食材を加え、3種類のちらし寿司で33種類の栄養素をバランスよく取れる完全栄養食のちらし寿司を開発した。

美味しさと栄養素とのバランスにこだわった3種類

「はれのひ」の3種類のちらし寿司1食分(3種類2セット)で算出したグラフ

完全食ちらし寿司「はれのひ」は、「ひじきとあおさの鰻ちらし」「柚子香るしらすと菜の花ちらし」「柚子香る鮭と吹き寄せちらし」の3種類が各2個入ったセット。いずれも「美味しさ」と「栄養バランス」を考え、寿司シャリには食物繊維が豊富な玄米を使用し、33種類の栄養素をしっかりととれるような食材を選んでいる。


「ひじきのあおさの鰻ちらし」は、鉄やカルシウムなどミネラルが豊富なひじきを、玄米の寿司シャリに混ぜ込んでいる。具材にはビタミンAなどが含まれるうなぎを合わせ、糖質、脂質、たんぱく質などの代謝に関わるあおさを振りかけている。


「柚子香るしらすと菜の花ちらし」は、玄米の寿司シャリに香りが楽しめる柚子を混ぜ込み、ビタミンCが含まれる菜の花と、カルシウムとビタミンDが含まれるしらすを具材に使用した、色鮮やかなちらし寿司。