京都・下鴨に本店を構える洋菓子店「バイカル」は、宇治抹茶を使用した焼菓子「京ほのか」に、木から生まれた最先端のバイオマス素材「セレンピア」を配合し、しっとりとした口どけをより進化させ、販売を開始した。バイカル各店舗のほか、京都駅の駅ビルや駅構内でも購入可能だ。

抹茶の奥深い味わいに柚子の風味が薫る乳菓


2024年8月に発売された「京ほのか」は、蔵出し宇治抹茶の奥深い味わいに、柚子の風味がほんのりと薫る乳菓だ。餡と外皮で異なる2種類の宇治抹茶を使い分けており、美しい見た目と抹茶のふくよかな味わいを楽しめる。

「京ほのか」に使っている抹茶は、創業170年以上になる京都府宇治市の老舗製茶卸問屋「堀田勝太郎商店」が監修。お菓子の味と上手く調和する苦みの少ない茶葉を選定し、独自の配合でブレンドした2種類のオリジナル抹茶を使用している。

この度登場したのは、そんな京都の奥ゆかしさを感じさせる上品な味わいを崩さず、よりおいしくなるよう「セレンピア」を配合した「京ほのか」だ。

最先端のバイオマス素材を加え、さらにしっとり食感に

「セレンピア」は、日本製紙が開発。木材繊維を独自技術により高度にナノ化(微細化)した最先端のバイオマス素材だ。環境と人にやさしく、菓子類では賞味期限を延長することができることから、廃棄ロス削減につながるという。

お菓子の保水性を高める効果もあり、「京ほのか」の抹茶餡に「セレンピア」を配合することで、これまでよりもなめらかでしっとりとした食感が保たれるようになった。


価格は1個170円、5個入り900円(いずれも税込)。常温で約1か月と日持ちがして小分けもしやすいので、京都土産やギフトにもぴったりだ。


京都駅で購入可能な店舗(2025年3月18日時点)は、改札外の「おみやげ街道 JR京都駅中央口店」「おみやげ街道 亰(みやこ)店」「ハーベス 京都店」「バイカル 京都ポルタ店」、改札内の「アントレマルシェ 京都西口改札内店」「グランドキヨスク京都(新幹線改札構内)」「デリカステーション 京都コンコース店(新幹線改札構内)」。バイカル各店舗と「バイカルカフェ(京湯元ハトヤ瑞鳳閣1階)」、一部観光地でも販売中だ。