お次は、トランプが石破首相との会談で、「誰もUSスチールの株式の過半数を取得することはできない」といったことで、日本製鉄の買収計画はとん挫したかに見えたが、日本製鉄の橋本英二会長兼CEO(69)には、実は秘策があると文春が報じている。

 USを買収すれば日鉄の粗鋼生産量は世界第3位になるという。そんなうまい話を、トランプごときに潰されてたまるかと、橋本は考えているようだ。

 橋本という人間は、「鉄は国家なり」ではなく、「俺が国家なり」と考え、喧嘩大好き人間らしい。

 彼の秘策とは何か? それはUSスチールと合弁会社を設立し、US側が工場設備などの現物を提供して、日鉄は資金やノウハウを提供するれば、USは残り生産性が上がるので、トランプも受け入れるのではないかというのが一つ。

 他には、日鉄がUSの株式の49%を取得し、残りの1%以上を住友商事などの日系企業のアメリカ法人に取得してもらうなどの策を考えているというのである。

 喧嘩大好きな橋本会長が、トランプとの会談で、トランプを怒らせ、物事をさらに拗らせてしまう可能性もあるようだ。

 この対決、もし実現すれば、見物ではあるが。

 お次はまたまた相撲界のとんでもない動画流出の物語である。

 もはや、新横綱誕生で喜んでいる場合ではない。相撲界にはびこるイジメや暴力を一掃しないかぎり、相撲など滅んでしまうこと間違いない。

 なぜ、プロ野球界などは体罰にある程度キビしいのに、相撲界だけが見て見ぬふりをされるのか。暴力やイジメは「国技」なのか?

 今回も、大関・大の里のいる二所ノ関部屋の話だ。デイリー新潮(02月19日)から引用してみたい。

《日本相撲協会の“理事長候補”として、角界の期待を背負う元横綱・稀勢の里こと二所ノ関親方(38)。愛弟子は昨年大関に昇進し、親方としてひと花咲かせたいところだろう。しかし、「週刊新潮」は二所ノ関部屋で未成年飲酒や“悪ノリ”が過ぎる力士同士の乱痴気騒ぎが行われていたとの情報をキャッチ。果たして彼に親方としての素質はあるのだろうか――。
昨年9月の秋場所で、大関に昇進した二所ノ関部屋の大の里(24)。2月11日には、都内のホテルで昇進披露宴が開かれた。新たな“横綱候補”として、春場所の最注目力士であるに違いない。二所ノ関親方にしても、鼻高々だろう。
だが、そんな浮かれ気分も吹き飛ぶような動画が、角界関係者の間で話題になっているという。2022年の九州場所の際に撮影された、その内容を紹介しよう。登場する力士は当時、みな二所ノ関部屋の所属である。
室内で酒盛りをする10人ほどの力士たち。その視線の先で、なにやら雄叫びを上げているのは貴正道(22)だ。酔いが回っているのだろうか、何も服を着ていない。
そこへ、友風(30)と麒麟龍(23)が進み出て貴正道を囲む。友風の手には中身の入った酒瓶が握られている。
すると、床に腰をおろした貴正道が脚を広げ、お尻の穴をあらわに。その体勢をキープすべく、麒麟龍が脚を押さえる。と、友風は“セット!”と大声を張り上げて、貴正道の肛門に酒瓶を押し込んだ。数秒後、友風が瓶を引き抜くや、アルコールの効き目か、貴正道は“痛い! 痛い!”とのたうちまわる。それを見て、腹を抱えて笑い転げる力士たち。さらに友風は、そのまま酒瓶を貴正道にくわえさせ、酒を流し込む。立ち上がった貴正道は、満面の笑みを浮かべ、なぜか両手でグッドサイン――。
大相撲担当記者が言う。
「貴正道は、大の里の付け人をしている三段目。十両の友風は昨年、元嘉風である中村親方の独立に伴い、中村部屋に移籍しています」》