みなさんこんにちは! ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。
厳しい寒さが続く冬。ようやく春の兆しが訪れようとも、まだまだ地厚なボリュームニットは手放せません。しかし、ボリュームニットは暖かい一方で、気付かないうちに太見えする可能性を大いに秘めた危険アイテムです。
そこで今回は、ボリュームニットで太って見えてしまう人の特徴と原因、そして改善のコツをご紹介いたします。
◆NG! ハイウエストボトムスでくびれを作る

というのも、ハイウエストボトムスはトップスインをすることで脚長効果や着痩せ効果が生まれるのですが、厚みのあるニットではトップスインが難しいからです。
無理にニットの裾をインすると、ニットに不自然なシワがよってしまい、その窮屈な印象から太って見えます。
◆NG! 窮屈な裾リブニット×ワイドパンツ
もう一点気をつけたいのはボリュームニットの裾(すそ)リブ。リブとは袖や裾に縦の畝(うね)がある編み方の事です。この裾にリブがあるとだらしない印象が軽減されるのですが、ボリュームニットにおける裾リブデザインは注意しなくてはいけません。

そこへさらにワイドパンツを合わせてしまうと、下半身全体がボリューム過多に見えます。
そもそもこういったニットを選ばないことをおすすめしたいですが、すでにお手元に裾リブがきついニットがある場合は、サテンなどの柔らかい素材のスカートでバランスを調整すると良いです。