おっ、と……終わってしまった、どうしましょうか。編集部から特に文字数の指定はないものの、いちおう毎日3,000字くらいは書こうと思って見ているNHK朝の連続テレビ小説『おむすび』ですが、今日はヤバいぞ。書くことがないぞ。何も感想がないぞうぅー。
第78回、振り返りましょう。怖い。
なんだ、とりあえず画が持つ話からするか
ナベの店と、そこから続く太極軒での緒形直人と北村有起哉のダイアローグね、画が持つなぁと思いながら見てたんです。名優を父に持つ2人の俳優がおじさんになって、朝ドラで向かい合ってギャルと撮ったプリクラ見ながら語らっている。その風景はなかなかシュールですし、緒形直人のコント芝居なんてそうそう見られるもんじゃないし、そういえば2人とも奥さん女優さんだね!
あと、なんか出てない子がオープニングで踊ってたけど、あれは誰なのかな!
もうない
なんというか、いちおう1月17日まではこれとこれをやらなきゃダメで、しかも主演の橋本環奈はいろいろ融通が効かないしで、制作陣の苦労がしのばれるところではあったんですよ。それでももうちょっとなんとかなるだろうと思いつつも、どこか同情してたわけ。
せっかくいろんな縛りが外れて自由にやれるようになって、これかよと。
何にもないならせめて明るく楽しくやればいいのに、昨日はアユ(仲里依紗)に余計なナーバスっぷりを発揮させてみたり、かと思えば合コンにはノリノリで参加させてみたり、そういうアユをチャンミカ(松井玲奈)が「トゲトゲ」「モヤモヤ」と表現したり、デザイナーの男がアユに「住まいはマンション? 戸建て?」とか唐突に聞いてくる無理やりさもだし、アユが「住まい……うちは鉄筋コンクリート……アキピー……仮設……かわいそう……」って、なったのかなってないのか、たぶんなってるんだろうけど、糸島時代の結さんよろしく『おむすび』お得意の思わせぶりで不快感を誘う。