timelesz
画像:PR TIMESより
「誰かを笑顔にすること」「アイドルとして見られること」「ステージに立つこと」。憧れだけではたどり着けない“厳しさ”を候補生に伝えるシーンが、随所に見られます。10代のころから国民的アイドルを目指してきた彼らだからこそ、そのパフォーマンスや語る言葉には説得力がある。メンバーのグループ卒業を経験した3人だからこそ、彼らは常に“仲間探し”というスタンスで臨んでいました。

◆ファンの幸せに人生をかける、プロの生き様

しかしそれ以上に、終始ファンの存在を大切に考えていることが分かります。4次審査の途中で松島が候補生に放った「ファンを舐めてもらっちゃ困ります、普通に。だってファンの方は自分の人生を懸けながらお金をかけて皆さんのライブを見に来てくれる」という言葉に、ぐっときた視聴者は多いはず。

「ファンを幸せにしたい」。そのために人生をかけてきた彼らは、間違いなくアイドルとしてプロフェッショナル。タイプロにハマった女性たちに話を聞いた中でも、仕事や子育てで厳しい現実と向き合ってきた経験のあるアラフォー世代の人たちほど、彼らのプロとしての姿勢について熱く語っていました。「尊敬の念を抱かずにはいられない」と。

指導者としてではなく、グループの未来やファンとの未来を見据えているプロフェッショナルな3人の姿は、タイプロならではの魅力といえるでしょう。

◆旧ジャニーズの「暗黙のルール」破ったことでも注目

彼女たちがタイプロにハマった理由はもう1つ、旧ジャニーズ事務所のグループに多かれ少なかれ触れてきた世代だからだと分析します。10代の頃に続々とグループが結成され、ジュニアブームもあった世代だからこそ、回を重ねるごとに沼ったのではないでしょうか。