人格否定する人の対処法③ 煽てて放置

次に、人格否定をしてくる人の対処方法としては相手の事をあえて煽てて放置しておくということがよいでしょう。 そもそも、本来の仕事の効率改善や、性格に対して具体的にどういう風に改善して欲しいという前向きな議論が出来ない上司や先輩は周りの人間も重々わかっていることが多いです。 仕事に関係ないことや、意味のない、もしくは遠回りな議論に興じている人間は当然仕事もできませんし効率も悪いです。

そういった人間に対して、わざわざ自分の心を砕いてあげる必要はありません。 自分に対する人格否定は蚊が耳元で飛んでいるな、くらいの煩わしさにとどめておきましょう。

そういった意味のない議論や優越感に浸りたいだけのエゴを振りかざしている人にあなたの大切な時間を奪われるわけにはいきません。

人格否定をしてきた人がいたら、適切に折れて「○○さんのにはかないません」「精進します」と躱すことが賢い選択です。 たしかに自分のプライドにかかわる問題かもしれませんが相手にかまけて、もしくは心を揺さぶられて本来の目的を忘れたり、日常生活に支障をきたす方が問題です。

人格否定をして優越感に浸っている相手とは、そもそも同じフィールドで競争しないことを肝に銘じましょう。同じレベルに立ってはいけません。

人格否定する人の対処法④ 魔法の“は”

もし、どうしても許しがたい人格否定をされた時に反撃する手段です。 人には必ず地雷がありますから、許されない地雷を踏まれた時にはぜひ魔法の“は”を使ってみると良いでしょう。

それは、相手から「お前は○○だ!!」「お前は××なダメ人間だ!」などという人格否定をされた時に、「そうですか、あなたにとって“は”私はダメ人間なんですね。」といった返事の返し方をするのです。 ある意味攻めの姿勢で行きましょう。

すると、人格否定をした側の人間は驚いて「ああそうさ!」といった反応が返ってくることが多いです。 その時に相手が「その人“は”」という魔法がかかりますので「あなただけそう思ってるんですよ。」と精神的ダメージを与えます。

もし「みんなそう思ってるよ!」といった返事がきた際には、すかさず応戦しましょう。 「そうですか、それは申し訳ありません。では、みんなとはどなた様ですか?」といった塩梅です。 あえて相手に名前をあげさせるように仕向けるのです。

こういったケースは子供の駄々っ子と同じです。子供は欲しいものがあった時親に「みんな持ってるもん!」と割と高い確率で言います。(もちろん言わない子もいます。)

それと同じ要領で答えてあげたらよいのです。 さらに社会人にもなると人がいるところで「○○さんと○○さんだってお前の事悪くいっていたさ。」といったことを大声では言えません。逆に恥をさらしていることと同じです。

もちろん怒りから理性を忘れて恥をさらしてしまう人間かもしれませんが、そういった時にはそっと見守ってあげましょう。 もし人の名前をあげてあなたを罵倒してきた時には、高い確率で相手の人間関係が悪くなる、もしくは決裂する瞬間ですので行く末を生温かく見守ってあげると良いでしょう。

こういった風に相手からの人格否定を上手に熟していくことが大切です。

人格否定をする人は、下品な人間。

いかがでしたでしょうか、人格を否定する人の特徴や考え方の癖。 それから発言や言葉のチョイスの仕方などがより鮮明に見えてきたかと思います。

基本的に仕事においてもプライベートにおいてもその人の人格を否定するということはマナー違反です。 人が生まれ育ち大人として生きている以上、相手の存在を否定すると同じ意味でもある行為です。

そういった誰かを批判することで自分の立ち位置や優位性を確かめる事しかできない人はとても下品な人と言えるでしょう。 そんな下品な人にならない為に、基本的に相手を否定する考え方ではなく、改善したらもっと良くなる。 こうしたらもっと良くなるという加点式の思考回路を大切にすることが大切です。

さらに、人格否定をする人から自分の心を守ること。これも何よりも大切です。 自分の心はまずは自分がしっかりと大切にし、労わってあげましょう。 仕事上の上司や先輩を始め、私生活での人間関係しかり、人格否定をしているという自覚なくそういった行為を行う人も社会には少なからず存在します。 そういった一種のハラスメントから回避して、できる限り精神的なダメージを受けないように毎日を送っていく術を身に着けていきましょう。