引っ越し・転職シーズンは詐欺に注意! 3月に急増する「お金をだまし取られる手口」とは?
3月は新生活のスタートを控え、引っ越しや転職の準備で忙しくなる時期です。ですが、実はこのタイミングを狙って詐欺が急増しているのをご存じですか?水道業者や宅配業者を装った偽の連絡、高収入バイトを装う闇バイトの勧誘、還付金詐欺など、日常のちょっとしたスキを突いてお金をだまし取ろうとする手口が多発しています。   本記事では、特に3月に注意すべき詐欺の手口と、その防ぎ方について分かりやすく解説します。

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なぜ3月は詐欺が増えるのか?

3月は、新年度を控えて引っ越しや転職など、生活環境が大きく変わるタイミングです。この時期、人々は多くの手続きや準備に追われており、注意が散漫になりがちです。詐欺師たちは、そんな「心のスキ」を狙って巧妙に近づいてきます。
 
また、確定申告の締め切りも3月15日(2025年は3月17日)にあるため、「税金」や「還付金」に関する詐欺に注意が必要です。特に、ATMでの還付金詐欺の被害が増加しているため、警戒が必要です。
 
詐欺のターゲットは高齢者だけではありません。SNSやSMSを利用した手口では、若者や単身者も狙われやすくなっています。詐欺は誰にとっても「身近な危険」なのです。
 

引っ越し・転職に便乗する具体的な詐欺手口

では、実際にどのような手口で詐欺が行われているのでしょうか?ここでは、3月に多発している典型的な事例を紹介します。
 

引っ越し業者を装う詐欺

「格安引っ越しサービス」を装い、ネット上で申し込みを受け付ける偽業者が存在します。事前に料金を振り込ませておきながら、当日になっても業者が来ない…という被害が報告されています。
 
また、実在する大手業者のロゴや社名を真似たホームページを作成し、信頼させるケースもあります。申し込む前には、口コミや会社の所在地、電話番号をしっかり確認することが重要です。
 

宅配業者を装ったフィッシングSMS