そして、もうひとつがダウンタウン・浜田雅功の休養問題だ。3月10日、浜田が体調不良のため芸能活動を休養することが発表された。浜田の休養で誰しもが頭に浮かんだのは、相方・松本人志の存在だろう。性加害問題で芸能活動を休止したままの松本の穴を埋めるべく、奮闘奔走してきた浜田が、その心労と過労で体調不良に――。

 今回この問題を報じている「女性自身」と「女性セブン」も、もちろん浜田に対しては以上のように同じトーンだ。しかし、松本の“復帰”に話が及ぶと、2誌の内容は大きく違っていく。

 昨年12月に「週刊文春」(文藝春秋)への訴訟を取り下げた松本だが、その後のインタビューで、有料プラットフォームで活動を再開すべく動いていることを明かしている。そして注目すべきは、その計画を浜田にも相談済みであり、浜田とともに『ダウンタウンチャンネル(仮)』をスタートする計画だとしたことだろう。

 これに関して「セブン」はかなり好意的だ。

「松本さんとの『ダウンタウンチャンネル(仮)』という独自のプラットフォームも着実に進行しているそうです。むしろ、松本さんが芸能活動を再開したときに、フル回転で働きたいからこそ、浜田さんは休養を取ることを受け入れた側面もある。2人そろって休めるのはこのタイミングしかなかったわけです」(芸能関係者のコメント)

 なぜか松本の芸能界復帰が近く決定的のような前提で、しかも浜田の休養は“松本との復帰のため”という驚きの論理を展開する。まるで松本復帰待望論のようだ。

 しかし一方の「自身」によると、そもそも『ダウンタウンチャンネル(仮)』は「セブン」がいうように「着実に進行」しているのとは真逆で、「暗雲が立ち込めている」らしい。

 今年4月にスタートを目指していた『ダウンタウンチャンネル(仮)』だが、打ち合わせを行う一方、“ついていけない”と抜けたスタッフの存在も。さらに中居正広の性加害問題の余波も。