41位:白山比咩神社
ご祭神は、菊理媛尊(くくりひめのみこと)。神話の中では、日本を産んだ伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)が仲たがいした際、2人の間を仲裁した女性の神さまです。「括(くく)る」ことから、和合や良縁結びのご利益があるとされ、地元の人々だけでなく、全国各地から参拝客が絶えず訪れる人気の神社です。
苔むす表参道の階段は約250m。表参道を上がってきてまず目に入るのが、荒御前(あらみさき)神社です。地元の方いわく、「必ずここで手を合わせてから白山さんに参拝するのが良い」のだそうですよ。
42位:鈴木大拙館
仏教哲学者である鈴木大拙を知り、思想を学び、そして訪問者自らが思索をめぐらせるために作られました。館内には鈴木大拙ゆかりの品を展示するコーナーや、著書を閲覧できるコーナーなどがあります。水に囲まれた思索空間は建築的な美しさと静けさを兼ね備えており、訪れた者が自ら思索に浸れる空間となっています。
43位:浅野川大橋
金沢城を中心とした金沢の城下町をはさむように流れるふたつの川。ひとつは”おとこ川”と呼ばれる「犀川(さいがわ)」、そしてもうひとつが”おんな川”とよがれる「浅野川」です。その浅野川にかかるのが「浅野川大橋」で、大正ロマンを感じる三連アーチが風情のある造り。長さ55m、幅15.6mと、4車線の両脇には歩道があります。春には桜が咲き誇り、桜とのコラボレーションが美しい。
44位:もりもり寿司 近江町店
近江町市場を含め、金沢市内にはハイレベルな回転寿司のお店がたくさんあります。その中で人気のお店が「もりもり寿し」。市場内や能登の漁港から仕入れた、新鮮な魚介を使った寿司を堪能することができ、週末には早朝から行列ができるくらい人気のお店です。
おすすめは「近江町三点盛」。のどぐろをはじめ、金目鯛や鯨、さらに富山と石川でよく食べられているガスエビといった高級な寿司ネタが味わえます。この他にも、白エビやバイ貝、ホタルイカの黒造りなど、5種類の寿司ネタを味わえる「北陸五点盛り」も人気です。
45位:こおろぎ橋
すばらしい景観の鶴仙渓にかかる橋のひとつ。総ひのき造りの風流な「こおろぎ橋」は江戸時代に造られた橋で、平成2年に架け替えられました。地元の人たちには、ドラマ『はるちゃん』のロケ地としてもよく知られています。名前の由来は、行路が危なかったので「行路危(こうろぎ)」となったという説と、こおろぎの声が由来だという説とあるようです。
46位:松井秀喜ベースボールミュージアム
松井秀喜さんの故郷である石川県能美市に、松井選手の功績を残すために建てられました。松井選手の野球に対する思いが詰まっており、少年時代からメジャーリーガーまでの軌跡を辿ることができます。館内には日本シリーズやワールドシリーズでMVPに輝いた際のトロフィーなど、松井選手に関する資料や記念品が多数展示されています。
47位:新竪町通り
昭和レトロな雰囲気の商店街も、近年はカフェやお洒落な雑貨店などが増え、注目を集めるストリートになりつつあります。とくに注目は、セレクトされた作家さんの器が並ぶ「ギャルリ ノワイヨ(GALERIE Noyau)」や、刺繍作家である高知子さんのアトリエ&ショップ「taffeta(タフタ)」。タフタでは自身の作品はもちろん、センスよくセレクトされた雑貨や洋服が並びます。
48位:金沢駅観光案内所
金沢駅の構内にある観光案内所。石川県の観光案内はもちろん、傘や長靴、車椅子の貸し出しや、当日の宿泊予約受付、宿泊先への手荷物配送サービスなどを行なっています。また金沢市内周遊バスの1日フリー乗車券も販売しており、バスで金沢を観光するなら購入を検討してみましょう。
49位:しいのき迎賓館
「しいのき迎賓館」は、大正13年(1924年)に建てられた「旧石川県庁舎」をリニューアルし、平成22年(2010年)4月に開館しました。正面は建築当時のままを活かし、金沢城側の背面はガラス張りへと大胆に改築。レトロとモダンが見事に融合した迎賓館になりました。
館内には旧知事室を改装したフレンチレストランやカフェ、兼六園周辺総合案内所、ギャラリーなどがあります。日没から22時までは建物がライトアップにより浮かび上がる姿が楽しめます。
50位:金剛崎
金剛崎は、富士山、長野県の分杭峠とならび、日本の三大パワースポットのひとつ・聖域の岬として注目を集める場所です。聖域の岬にある「空中展望台スカイバード」は崖から9.5メートル突き出したスリル満点の展望台。そして青の洞窟と言われる洞窟もありますが、時間帯によって青く見えたり見えなかったりします。このふたつは有料となりますのでご注意を。