ショウガを加えて「ジンジャーコーヒー」に

免疫力を上げる食品として知られているショウガ。ショウガの辛み成分には強い殺菌作用があると同時に、熱を加えると、内臓の温度をあげて体を温める働きがあります。じつは、内臓の温度と免疫力には深い関係があり、内臓の温度が1℃下がってしまうだけで、免疫力が30%も下がるのだとか。逆に、内臓の温度を上げることができれば、免疫機能も高めることが可能であるといわれています。

コーヒーを飲むときに、お好みでショウガを加えて「ジンジャーコーヒー」にしてみてはいかがでしょうか。ウィルスに対抗し、免疫力アップを狙うのであれば、ショウガをすりおろして、少し冷ましたブラックコーヒーに入れて飲めば効果を得やすいそう。生のショウガがない場合には、チューブ入りのものでも代用可能です。

カフェインの過剰摂取には注意を

コーヒーが免疫力に良い影響を与えるとはいえ、たくさん飲んでしまうと逆効果になりかねません。カフェインを過剰に摂取すると、中枢神経を刺激してめまいがしたり心拍数が増加したり、吐き気や下痢といった症状を引き起こしたりすることに。

さらに、カフェインが交感神経に働きかけると、腎臓の血管が拡張するためたくさんの血液がろ過されます。すると、体内の水分が尿となって排出され、内臓の温度が下がってしまう恐れも。ウィルス対策のために免疫力を高めたいというのであれば、めったやたらに飲むのではなく、1日に2、3杯程度にしておくと良いでしょう。

おいしく飲んで健やかに

年齢と共に低下する免疫力を維持するには、ふだんの食生活や生活習慣を見直す必要があるかもしれません。疲労やストレス、睡眠不足など種々の原因が重なって、健康体だと思っていたのに急に免疫力がガタガタに落ちてしまうことも。ウィルスに負けない体づくりは、一朝一夕でできるものではありませんが、適度にコーヒーを飲む習慣があれば、健やかな体づくりに役立つでしょう。

提供・Cafend

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