黒染め落としとブリーチの違いについて、詳しくご紹介していきます。黒染めした場合でも、黒染め落としをしたくなることもあるでしょう。そういった際に、ブリーチでのやり方も含めて、おすすめの方法について取り上げていきますので、ぜひ参考にしてください。
黒染め落とし
カラーリングを楽しんだ後に、何らかの理由で黒染めをしなければならないこともあるでしょう。
アルバイトの関係で黒染めをする、就職活動を迎えるので黒染めをする、ファッションに合わせて黒染めをする、夏休みが終わったので黒染めをするなど、さまざまな理由で明るくしていた髪を黒くするという事態は発生していきます。
そういった中で、一回黒染めした髪を、再びカラーリングしたいと感じた時に行うのが黒染め落としですよね。
そんな黒染め落としですが、セルフでの落とし方や美容院での落とし方、ブリーチを利用した落とし方など、さまざまな方法がありますが、どの落とし方が良いのでしょうか。
一回黒染めをすると、その後、再度カラーリングをした時に、色味が出にくくなってしまうというリスクもあるので、黒染めに関して正確な情報を身につけて、自分自身のヘアスタイルと付き合っていきましょう。
セルフで黒染めした場合の黒染め落としが大変
市販の製品を利用して、セルフで黒染めすることもできますが、セルフで黒染めをしてしまうと、その後の黒染め落としが大変になり、なかなかヘアカラーを楽しむことができなくなってしまう可能性もあります。
市販のカラー剤でセルフ黒染めを行った場合は、一見キレイに黒染めできていたと思っていても、髪の場所によって、染料の入り方にムラが出てきます。
髪の場所によって、染料の違いが出てくることで、次回に黒染め落としをしてカラーリングしようとした時に、場所によって明るさのムラが出やすくなってしまいます。
黒染め以外のカラーリングに関しても、セルフで行う場合には注意が必要ですが、黒染めに関してはさらに注意深く行う必要があります。
見た目的には黒くなっていたとしても、場所によって染料の入り方がかなり異なってくるので、次回以降のカラーリングに大きく影響をしていきます。
できれば、黒染めに関しては美容院に行って、美容師さんに行ってもらうのがおすすめです。
セルフカラーはムラが出やすい
セルフ黒染めもそうですが、セルフカラーに関しても同様に髪の場所によってムラが出やすくなります。
利用する市販のカラー剤にもよりますが、赤っぽさやオレンジっぽさも出やすくなり、明るい部分とそうでない部分の差がはっきり出てしまうこともあります。
特に、黒染め後にセルフカラーをしようとした場合は、黒染めの時の染料が残っている箇所とそうでない箇所で、明るさが大きく変わってきます。
いずれにしても、黒染め落としに関しても、セルフでやるのではなく、美容院に行ってやってもらうのが賢明です。
また、黒染め後に、セルフカラーでアッシュ系やくすみ系のカラーリングを楽しみたいという場合にも、思ったような髪が染まらない可能性があります。
黒染めは、通常のカラーリングと異なり、人工的に黒色の染料を髪に入れていくことになります。
その人工的な染料は破壊することができないので、アッシュ系やくすみ系にしようとしても、黒染めの染料が勝ってしまい、結果的には黒いままという状態になってしまうことも少なくありません。
こういった知識を持った上で、黒染めを行っていくと良いでしょう。
セルフ黒染め落としは明るくした時にデメリットがある
セルフ黒染め落としは、まさに髪を明るくした時にもデメリットが発生しやすくなります。
黒染めを落としたいと思って、セルフカラーリングをした場合でも、黒染めの時に使用した染料が残っているので、なかなか明るくすることができません。
黒染め染料が弱めの部分に関しては明るくなっていきますが、そうでない箇所に関しては、黒染めの染料が勝つことになります。
結果的に、明るい部分と暗い部分が混在することになり、黒染めを落としたいというニーズを完全には満たせなくなってしまいます。
セルフカラーの際は、色のムラが出やすいということも頭に入れておくと良いでしょう。