マニパニで黒髪を染めるデメリット
マニパニで、黒髪をダブルカラーで染めるメリットは分かりましたが、では、デメリットは何なのでしょうか。
それは、ブリーチなしで髪を染めるヘアスタイルよりも、ブリーチを使用すると格段に髪が傷みやすくなってしまうことです。ブリーチは色素を抜くという工程を踏む以上、どうしても髪の毛や頭皮にダメージを与えてしまいます。
先程お話したトリプルカラーでは、ブリーチなしの時よりも、当然更に髪が傷んでしまうので、マニパニで黒髪をダブルカラーで染めるデメリットも十分理解しておきましょう。
黒髪から染めるマニパニは色落ちしやすい
ダブルカラーには、もう1つ忘れてはならないデメリットも存在します。それは色落ちがしやすいという点です。
先程、ブリーチなしの時よりも、ブリーチを使用すると、髪の色素がない状態になるので、マニパニのヘアカラーの色素が、髪に反映されやすい状態になる…と、お話しました。
通常、マニパニのヘアカラーは2週間程で少しずつ色落ちしてきてしまいます。もし長期間色を持続させたい場合は、繰り返し染めて色落ちを防ぎましょう。
また、もう1点注意しておきたいのは色移りです!染めたばかりの時は、髪が濡れていない状態でも服や、寝ている時の枕などに色移りしてしまうことがあるんだそうです。
染めたばかりの数日間は、お気に入りの服を着ることは極力避けて、枕にもタオルを敷いて、色落ちを防ぎましょう。同様に、顔や手などにマニパニが付いた場合も、すぐに洗い流すようにしましょう!
ですが、だからといって髪に色素がしっかり定着した、という訳ではないんです。
色素を抜く、ということは、ブリーチなしの時よりも髪の毛の色素が無くなって、中身がスカスカの状態になります。
その中にマニパニのヘアカラーを加えると、発色は良くなるものの、長期間の持続性はなく色落ちしやすい、ということなんですね。
マニパニで黒髪を染める時はヴァージンスノーがおすすめ
マニパニには、ヴァージンスノーという名前のクリームが存在します。このクリームは、薄いライラックが入ったクリアカラーです。
ライラックとはモクセイ科ハシドイ属の落葉樹の紫色の花のことです。この透明なクリアカラーであるヴァージンスノーだけでは、髪を鮮やかに染めることは出来ません。
ですが、このヴァージンスノーには、他のマニパニにはない優秀過ぎる効果があるのです!それはブリーチをした後、髪の色素を抜いて白くしたはずなのに、何だか黄みがかっているような気がする…そういう時に発揮されます。
この時ヴァージンスノーを使用すると、髪の黄色の色素に反応して、髪がより、白よりの白に生まれ変わるのです。
ヴァージンスノーの使用方法は、ブリーチを使用した後に、更に白くするために使用するものです。
ということは、ヴァージンスノーを、マニパニで黒髪を染める時に使用すれば、より鮮やかに綺麗なヘアスタイルを作れるということなんです!
是非、このヴァージンスノーと、マニパニを使って、鮮やかで綺麗なヘアスタイルにチャレンジしてみてください♪
マニパニで黒髪を染めてみよう!準備・染め方
さて、マニパニの効果的な使い方や、メリット、デメリットが理解出来たところで、次は早速マニパニを使い方を実践してみましょう!
上の動画をご覧ください。こちらの動画は、AmiBeautyTVさんの、マニパニでセルフ赤髪 テキトー簡単仕上がり綺麗!という動画です。
こちらの動画では、マニパニの使い方が、動画で分かりやすく紹介されていますので、これからマニパニの使い方を試してみようという方は、是非動画をチェックしてみてください♪
マニパニで黒髪を染める為に必要なアイテム
では、マニパニの使い方を動画でチェックしつつ、マニパニで黒髪を染める為に必要なアイテムを一緒に見ていきましょう。
【マニパニで黒髪を染める為に必要なアイテム】
・マニパニ(赤や青などのお好きなカラーリングを)
・手袋(ゴム手袋やビニール手袋など)
・ティッシュ
・ゴミ袋
・ケープ
・タオル
・サランラップ
・コーム
マニパニで黒髪を染める手順
マニパニで黒髪を染める為に必要なアイテムを用意したら、赤や青などのお好きな色のマニパニを使ってみましょう♪
もちろんブリーチなしの状態ではマニパニの効果は完全には得られませんので、ブリーチをして髪の色素を抜いてからマニパニを使用しましょう。
まずはゴム手袋やビニール手袋などの手袋を装着しましょう。マニパニは先程お話した通り、色落ちや色移りがとてもしやすいです。つまり、手で直接触るのは以ての外です!色移りを防ぐ為、必ず手袋を用意しましょう。
色落ちや色移りがしやすい…ということは、服に飛び散った時にも、色落ちしにくいということです。色落ちしにくいことを考えて、服や、一緒に用意したタオルも、汚れてもいい物を選ぶようにしましょう。
動画のAmiさんは色落ちしにくい汚れが気になる方は、新聞紙やティッシュ、ゴミ袋なども用意して、色落ちしにくい汚れが最小限で済むようにすることをおすすめしています。
色落ちしにくい汚れが特に気になる方は、一緒に用意しておきましょう。
マニパニで黒髪を染める時は染め忘れ箇所に注意する
手袋を手に付けたらタオルを首に巻いて首周りの肌に、マニパニのカラーリングが付いて色移りをしてしまわないようにします。タオルを首に巻けたら、その上から髪にケープをかけましょう。
タオルを首に巻いて、その上から髪にケープをかけたら、いよいよ赤や青などのマニパニのクリームを髪に塗っていきます。
動画のAmiさんは、ご自宅でセルフで染める時に染め忘れてしまいがちなのが、つむじ、耳の後ろ、襟足と言われています。
染め忘れがないように細部までしっかりと塗っていきましょう。この時コームを使えば、更に細部まで細かくマニパニのクリームを塗ることが出来ます。
クリームを塗ることが出来たらランラップを髪に覆って、しばらく時間を置きます。これで、マニパニのクリームの使い方は以上となります!
動画のAmiさんはマニパニのクリームを赤色だけではなく、青色を少し足して、より深い赤色を作られていました。
赤に青を少し足すと、動画のように、日本人にも似合う、綺麗な深いカラーリングの赤いヘアスタイルを作ることが出来るのですね!
マニパニで黒髪をグラデーションカラーに染めてみよう
マニパニで黒髪を染める方法は、もうバッチリですよね!次は、もうワンステップ進んでマニパニで黒髪をグラデーションカラーに染めてみましょう。
今までの手順は普通にブリーチを使用して、髪全体にマニパニを塗って、髪を染めていく、という方法でした。
ではグラデーションカラーを作る時、通常の時とはどのような違いがあるのでしょうか。わかりやすく解説した動画があるので勉強してみましょう♪
こちらの動画はHANNAさんの「【MANIC PANIC/PURPLE HAZE】グラデーションカラーに挑戦!マニパニでパープルヘアカラー;) 注意点含めた染め方HOW TO☆」という動画です。
動画では、まずブラシなどを使って髪をしっかりとかしていきます。次に髪の生え際にワセリンを塗っていきます。ワセリンなどを予め塗っておくと、肌に付いてしまったマニパニを落としやすいです。
ワセリンがない方は、ボディーバターなどで代用しても大丈夫です。
次に、手袋をします。手袋を付けたらカッターを使って蓋を開けます。マ二ニパニ蓋は、開けにくいので道具を使って開けることがおすすめです。
HANNAさんはマニパニで、グラデーションカラーを染める時は毛先から塗ることをおすすめしています。
上側から塗ってしまうと、体温によって上だけが染まり過ぎてしまい、真ん中に色が入っておらず、色落ちしているように見えてしまいグラデーションに見えなくなってしまうためです。
グラデーションカラーはマニパニは1、2缶でOK
HANNAさんは通常はお風呂など、汚れてもいい場所でマニパニを使用しているそうなので、お風呂で使用することも視野に入れてみるとマニパニを使用しやすいかもしれませんね。
髪の毛先からグラデーションカラーにしたい部分まで、マニパニを塗れたらロングヘアの方は髪をヘアゴムでまとめ、シャワーキャップをして時間を置きましょう。
今回は全体を染めるのではなくグラデーションカラーなので、ロングヘアの方はマニパニを2缶、ミディアムヘア、ショートヘアの方はマニパニを1缶用意しましょう。
動画を見るとマニパニを使って綺麗なグラデーションカラーが出来ていました!
動画の最後にはマニパニを使う際の注意点として、色が濃く色落ちや色移りしやすい点も言われていました。
もうこの点はバッチリだと思いますので是非この動画を参考に、マニパニを使ったグラデーションカラーにもチャレンジしてみてくださいね♪