4.英国大使館別荘記念公園

1896年(明治29年)、英国の外交官アーネスト・サトウの個人別荘として建てられました。その後、英国大使館別荘として利用されていましたが、2010年(平成22年)には栃木県へ寄贈、修復後、一般公開されています。

館内では、奥日光の国際避暑地としての歴史や英国文化について知ることができます。また2階の広縁からは、絵にかいたような中禅寺湖の美しい景色が広がります。

そしてこちらでは、駐日英国大使館シェフの監修を受けたスコーンと紅茶のセットをいただくのもおすすめ。英国大使館から寄贈された家具が配置された中、絶景を楽しみつつ、優雅なひと時を楽しめます。

5.瀬戸合峡

「とちぎの景勝百選」に選ばれている、渓谷美と紅葉の名所。鬼怒川の上流に位置しており、約100mにも及ぶ切り立った岸壁が、約2kmにわたって続きます。​

峡谷に設けられた観光道路(栃木県道23号線の旧道)は、眼下に瀬戸合峡を見ながら縫うように走っています。とくにシンボルとなっている「渡らっしゃい吊橋」からの眺めは絶景!断崖を間近に感じることができます。

6.日光真光教会

photo by hashimoさん

社寺の多い日光では珍しい、穴場スポット。重厚なゴシック式でつくられた北関東最古の教会です。1916年にJMガーディナーの設計によって建てられました。

JMガーディナーは、立教大学校の初代学長として日本に招かれた人物で、建築設計家でありながら教育者でもあり、また宣教師でもありました。教会内は見学もできます。

7.憾満ヶ淵

並び地蔵

憾満ヶ淵(かんまんがふち)は、半日という短時間で散策可能な、手軽に大自然を味わえる穴場のネイチャースポットです。川沿いのハイキングコースは、じっくり見て往復2時間30分程度。日光駅からも徒歩約40分でアクセス可能な場所に位置しています。

憾満ヶ淵で特に有名なのが、「並び地蔵」です。慈雲寺を離れると道中には、果てしない数のお地蔵さまが一列に並んでいます。参詣者がこのお地蔵さまを数えてみると、その都度数が違うという理由から、別名「化け地蔵」とも呼ばれるようになったそうです。