免許証写真の制限とは?
①正面を向いている
免許証の写真は、正面を向いていることが大前提です。斜めや横から写るのでは、免許証の写真としては認められません。首を傾げたりするのもNGなので、自分の顔に自信の持てる角度があったとしても、必ず正面を向いた写真を使うようにしましょう。
②胸から上が写っている
免許証の写真は、「胸から上が写っていなくてはならない」という規定もあります。顔だけが写ったアップや、反対に上半身全てが写ってしまっているような写真はNGです。免許証の更新の際、自分で写真を持ち込む場合には、胸から上がきちんと写っているか確認しましょう。
③背景色は単色で衣服と同化しないこと
免許証写真の背景色は、免許センターで撮影するとブルーです。持ち込み写真を使う場合でも、背景は単色と定められています。色についてどこまでOKなのかは、都道府県によって異なります。「ブルーやグレー、ブラウンのみ」などと決められている都道府県もあるので、事前に確認してから撮影しましょう。
背景色についてどの都道府県でも共通して定められているのは、衣服や肌と同化しないようにすることです。衣服や肌色と同じ色の背景色を使った写真は認められないことがあるので、注意しましょう。
④カラーコンタクトはNG
免許証の写真では、基本的にはカラーコンタクトを装着しての撮影はできません。目の大きさや色で本人確認をするため、カラーコンタクトを装着していると本人だと判断できないからです。
濃茶ならOKな場合もありますが、青色や緑色などは撮影時に外すよう注意されます。普段からカラーコンタクトを装着している人も、免許証の写真撮影時には外していった方が無難でしょう。
⑤大きなイヤリング類もNG
大きなイヤリングやピアスなどのアクセサリーも、免許証の写真撮影にはNGです。目立つイヤリングやピアスは、華やかさをプラスしてくれたり、小顔効果が期待できたりします。そのため、大きなイヤリングやピアスを付けたまま撮影したいと考えている人もいるでしょう。
しかし顔に影ができるほど大きなアクセサリーは、顔の輪郭を隠してしまいます。本人確認に支障が出るため、装着してはいけないことになっているのです。小さなイヤリングやピアス、ネックレスなら装着OKなので、撮影の際は控えめなアクセサリーを付けるようにしましょう。
【髪型】免許証写真を盛るコツ
①目にかからない前髪
免許証の写真を少しでもきれいに撮影してもらうには、目にかからない前髪にするのがコツです。目にかかるほどの長い前髪は、影を作ってしまうので顔が暗くなってしまいます。同じような理由で、厚い前髪もおすすめしません。目にかからない長さでシースルーバングにすると、顔に影ができずに撮影できますよ。
②小顔を狙うなら斜め前髪やセンターパート
前髪が長い人や厚い場合には、センターパートや斜め前髪がおすすめです。おでこを出した方が、影ができずに顔が明るくなるので、肌をきれいに写すことができますよ。
またセンターパートや斜め前髪は、小顔効果も期待できます。免許証の写真は、顔周りをすっきり見せることを意識するときれいに撮影できますよ。肌の明るさや小顔顔効果のためにも、前髪の長い人や厚い人はおでこを出すのがおすすめです。
③首を長く見せるにはアップスタイル
ロングヘアの人は、まとめ髪にすると首が長く見えます。デコルテを隠さないようにした方が、顔周りがすっきりするからです。顔の輪郭を隠すために髪を下ろしたいと考えている人もいるでしょう。しかし免許証の写真撮影の場合には、結ぶ方がおすすめです。
顔に影を作らないためにも、長い髪は結ぶかアップスタイルにしてまとめた方が、きれいに撮影できます。一つに結ぶことができないボブヘアの人も、ハーフアップにしてみましょう。顔の輪郭に髪が掛からないようになるので、首が長く見えます。顔色も明るく撮影できますよ。
④シャープに見えるのは暗髪
免許証の写真撮影で顔をシャープに見せたいなら、暗めの髪色にしましょう。明るい髪色では、撮影の際にフラッシュの光を反射してしまい、ぼやっとした印象の写真になってしまいます。明るめの茶髪でも、フラッシュ効果で金髪に写ってしまうことがあるほどです。
さらに暗い髪色の方が、肌を白く見せる効果が期待できます。黒っぽい髪色と白い肌色が相反するからです。小顔効果のためにも、肌色をきれいに見せるためにも、髪は暗めのカラーにしていきましょう。