5月の開幕以来注目を集めた「鵜飼カード」だが、船頭たち24枚に加えて、6人の鵜匠のカードも加わり、2024年完全版が完成。県外からも購入したいという声に応えて、ECサイトでの発売が開始された。

商品価格や販売店について

「鵜飼カード」は、鵜飼観覧船待合所売店をはじめ、岐阜市長良を中心とした各店舗、特設サイトでも販売され、「鵜飼カード」付きの「あられ忍つぶまる」や「山田珈琲バッグ」など、岐阜市の名店人気商品とのコラボも行っている。

価格は、「2024年鵜飼カード完全版(全30枚)」4,500円(税込)、「鵜飼カード(1枚)」150円(税込)、「鵜飼カード付き あられ忍者つぶまる」220円(税込)、「鵜飼カード付き 山田珈琲コーヒーバッグ(2個入)」480円(税込)。

販売店については、PASSING on PROJECTのホームページで確認を。

鵜飼で推し活ができる新しい楽しみ方

鵜飼の準備をする川辺には、いまや「鵜飼カード」を手にサインをもらう観光客や子供たちが訪れるという。

「鵜飼カード」になった船頭のひとり、マルワのとも乗り・今井翔介氏は、「自分がカードになるなんて夢にも思わなかったので、とても恥ずかしかった。でも、観覧船のお客様から名前を呼んでもらったり、町でも声がかかることもあり、今まで裏方だった自分達も応援してもらえて、さらに鵜飼が盛り上がってくれたら嬉しい」と話している。

若手は26歳から最年長は船頭歴60年の72歳まで、多種多様な船頭が活躍する「ぎふ長良川鵜飼」。鵜飼の最中、鵜匠や船頭の名前を呼び声援を送る光景は、新しい鵜飼の楽しみ方のひとつとも言える。

PASSING on PROJECTの活動

PASSING on PROJECTは、ぎふ長良川鵜匠組合の公認プロジェクトとして、鵜匠、船頭と連携し、岐阜市や地元企業、団体等の協力のもと活動を行っている。

今年の鵜飼開幕に合わせて、岐阜駅前の大型フラッグ、鵜飼カード、「ぎふ長良川鵜飼」のタブロイド誌など、今までになかったプロモーションを企画・製作している。