9.ひよどり坂(千葉)
武家屋敷通りに隣接した、竹林に囲まれた坂。江戸時代とほとんど変わることない竹林で、江戸時代には武士がこの坂を通って佐倉城へ駆けつけたことから、「サムライの古径」とも呼ばれています。
休日でも人はそれほど多くないのもポイント。また雨の日は竹の緑が濃くなり、幻想的な空間を作り出します。雨の日こそ訪れたい、おすすめの自然スポットです。
10.黒羽城址公園(栃木)
黒羽藩一万八千石を治めた那須の支族・大関氏の「黒羽城」があった場所に整備された公園。現在お城はありませんが、土塁や空濠(からぼり)が残されており、当時のおもかげを残しています。
そんな黒羽城址公園へは、初夏の雨の日こそおすすめです。本丸跡やお堀の斜面を覆い尽くすように、たくさんの紫陽花が咲き乱れます。例年、6月下旬から7月上旬に紫陽花まつりを開催。開催中はライトアップも行われます。
11.不二洞(群馬)
関東一の規模を誇る鍾乳洞「不二洞(ふじどう)」。洞内の延長は2.2kmで、1周するのにかかる時間は約40分です。洞内の気温は年中10度前後で、夏でも涼しく道内探検を楽しむことができます。
約400年前、地元・吉祥寺の僧が洞内を探検したとされており、鍾乳石には仏にまつわる様々な名称が付けられているのも特徴。またLEDによるライトアップも行われています。