家を建てる時や家をリフォームする時、キッチンにはこだわりたい!なんてったって毎日の料理を作るキッチンは機能的で気持ち良くなくてはテンションが上がりません!ステンレスが人工大理石で悩む人も多いはず。今回はステンレスキッチンのメリットとデメリットを紹介します。

ステンレスキッチンのメリット・デメリットとは?

キッチンは家の顔。主婦はもちろん最近は料理上手な男性もたくさんいますよね。家を新築するとき、そしてリフォームするときに一番頭を悩ませるのが実はキッチンです。

そう、リビングや玄関ではなくキッチン。毎日の料理を作るキッチンは機能的であると同時に、そこにいて楽しい気分にならなくちゃやる気だっておきやしません。

「料理が面倒くさい」と今思っているのなら、もしかしてその使い勝手の悪いキッチンのせいかもしれません(笑)実際機能的でおしゃれなキッチンにリフォームしたら料理が何倍も楽しくなったり、キッチンにいる時間が長くなったりするものです。

キッチンのこだわりはやっぱり大切♪

けれど、いくらこだわりたくても、いつもショッピングに出かけて目にする洋服とは違い、あまり知識が追い付かないのも「家作り」。何となく「こんな風にしたいな」とぼんやりとした「絵」は頭の中にあってもそれを具現化するのは難しい作業ですよね。

今回は家づくりにおいて頭を悩ませるランキング上位の「キッチン」について考えていきましょう。

【ステンレスキッチン】ステンレスキッチンとは

ここではキッチン設備の中でも特に頭を悩ませるキッチンの天板について考えていきます。キッチンの天板はキッチンの顔。今ではリビングとキッチンが一体化している設計が多いので、キッチン天板は「家の顔」になりうる存在です。

キッチン天板の種類は主に「ステンレス」と「人工大理石」の2種類で、それぞれメリット・デメリットがあるのですが、ここではステンレスキッチンに注目していきます。

そもそもステンレスとは何でしょう?

ステンレスとは耐久性に優れた合金で、鋼・クローム・ニッケルを配合して作られている金属素材です。ステンレスといってもこの配合の違いでステンレスの特性が変わってきます。

後で詳しく解説するので、ここでは簡単に説明しますが、キッチンに使うステンレスも1種類ではありません。またステンレスキッチンは機能的な事からレストランの厨房に使用されます。

【ステンレスキッチン】人工大理石天板とは?

ステンレスキッチンとどちらにしようか頭を悩ませるのが「人工大理石の天板」ですよね。昔はステンレスキッチンばかりだったので、人工大理石を使っているキッチンは比較的新しいお家に多く見られます。

人工大理石天板とはキッチンの作業スペース(ワークトップ)を従来のステンレスではなく、大理石風の人工天板にしたものです。

人工大理石とは読んで字のごとく、人工的に大理石を作ったもので、天然の大理石ではありません。材質はアクリル樹脂やポリエステル樹脂が主成分で、見た目も手触りも大理石にそっくりに作られています。

キッチンメーカーさんも人工大理石を取り扱っているところが多く、
・パナソニック
・TOTO
・LIXIL
など多くのメーカーさんが人工大理石天板を採用しています。

【ステンレスキッチン】人造大理石もある

ところで人造大理石と言う言葉を聞いたことがありますか?キッチンメーカーのトクラスでは人工大理石ではなく人造大理石を採用しています。特にシンクまで人造大理石にしたマーブルシンクがトクラスの一押しで、メーカーの顔になっています。

人工大理石と人造大理石、呼び名が違うだけで中身は同じでしょう?

と思う人も多いと思いますが、実はこの2種類、全く中身は違います。人工大理石は前述したとおりアクリル樹脂、またはポリエステル樹脂で大理石のように作られた人工のもの。

対して、人造大理石は天然の大理石を砕いて粉にし、それをまた樹脂やセメントで固めたもののことを言います。人造大理石のことをテラゾーとも言いますが、セメントで固めたものをセメントテラゾー、樹脂で固めたものをレジンテラゾーと言います。