キッチンは住まいの重要なポイントですよね。キッチンは使いやすいのが一番ですが、いったいどんな間取りにするのがお勧めなのでしょうか。この記事ではキッチンのおすすめの間取りやインテリア、配置などを実例を交えながらお伝えします。
使いやすいキッチンの間取りはどんな感じ?
より快適に生活しやすい住まいを作りたいと考えたときに、とても重要になるポイントがの間取りです。住まいづくりでは使いやすくて快適のキッチンを作ることができるかどうかが、とても大切なポイントになりますね。
キッチンの間取りにはいくつか種類があります。それぞれの間取りに、長所と短所があります。あなたのライフスタイルに合うキッチンの間取りには、どれがおすすめなのか、この記事では間取りの実例やキッチンのインテリアを考えるポイントなども交えながら伝えしていきたいと思います。
キッチンの間取りを考えるときに一番に考えるべきことは?
メディアなどでも紹介される、理想の人気のキッチンというのはいくつかありますが、実際に自分の住まいの人を考えるときには、人気のキッチンを取り入れることよりも、さらに大切なポイントがあります。
次に挙げるポイントを考えずに流行だけを取り入れたキッチンを作ってしまうと、とても使いにくいキッチンになってしまいます。
キッチンの間取りを考えるときには、必ず考えなくてはいけないポイントには、いったいどのような点があるのか、ここから見ていきましょう。
【キッチンの間取りで考えるべきこと1】料理動線
キッチンの間取りを考えるときに、まず考えなくてはいけないのは、料理をする時の動きの動線です。料理をするときには、まず棚や冷蔵庫から材料を取り出し、シンクで洗って、作業台で切って、コンロで加熱調理し、作業台に並べたお皿に盛り付けて食卓へ運びます。
食べ終わった後には、食器をシンクまで運んで、食卓を拭いて、食器を洗って、乾かして、布巾で拭いて食器棚に片付けます。
この一連の流れがスムーズに行えるような導線を作るような間取りの設定にすることが大切です。
【キッチンの間取りで考えるべきこと2】ワークトライアングル
キッチンでの導線を考えるときによく使われるキーワードに「ワークトライアングル」という言葉があります。トライアングルというのは三角形という意味ですが、 キッチンでもっとも大切なポイントになる、コンロ、シンク、冷蔵庫の3点を結ぶ動線のことを意味しています。
この3つの間の動線の合計が3.6mから6.6m以内に収まるキッチンがより良いとされています。
コンロからシンクの間は120㎝から180㎝、コンロと冷蔵庫の間は120㎝から270㎝の間、シンクから冷蔵庫の間は120㎝から210㎝の間がいいとされています。
ただしこれは1人で調理する場合の数字です。自宅でも2人以上で調理する場合には、もう少し距離感があったほうがいいでしょう。また聞き手によっても配置が変わってきます。右利きの人は冷蔵庫とシンク、コンロを右回りに配置すると使いやすい配置になります。