決算
民間企業ではそれぞれ「決算期」が決まっています。「1月から12月」「4月から翌年3月」というように原則1年単位で決められており、年間の収入や支出、利益や損失をまとめて数字として発表することを決算と呼びます。
上場企業では3ヵ月区切りの「四半期」ごとに決算が発表されます。決算の数字は企業の「成績表」的な側面を持ち、数字の善し悪しが企業の株価にも大きな影響を与えます。
レバレッジ(leverage)
レバレッジ(leverage)は直訳すると「てこの力」という意味で、ビジネスシーンにおいては「より少ないお金」で「より大きな成果を得る」ための仕掛けという意味で使用されます。
金融用語として広く使われていますが、経済用語としての意味もあります。例えば、自己資本が少なかったとしてもほかから資金を借り入れることができれば、より大きな事業に取り組むことができます。このとき、自己資本に対する利益率を上げることや、上がった倍率を指してレバレッジといいます。
リスケ(reschedule)
「今度の会議はリスケでお願いします」といった使われ方をする「リスケ」という単語は、「リスケジュール(reschedule)」という英語を略したもので、主に予定していた日時などを変更するときに使用されます。
ビジネスにおいてはスケジュールの変更などの意味で使用されますが、金融用語としてリスケという言葉を使うときは、返済計画の見直しのことを指します。銀行などへの返済が苦しくなったときに、よく登場する単語です。
用語の意味を正しく理解してコミュニケーションに生かそう
マネー用語・ビジネス用語を正しく理解することで、社内だけではなく社外とのコミュニケーションも円滑になります。
こうした頻出単語を知らないと、その人のビジネススキルを疑われることにもつながります。この記事で紹介した7つの用語以外も、自ら積極的に学ぶようにしましょう。
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