自分は「次」の会社に何を求めて転職するのか
例えば、マッキンゼーやアクセンチュア等の外資系戦略系コンサルティングファームは【Up or Out(昇進するか、去るか)】という言葉が示す通り、平均勤続年数が短いです。
ですが、在籍されたほとんどの方が「かなり忙しかったけれど、自分が成長できた実感があり、ここでの経験には満足しています」とお答えになります。若いうちに力をつけてステップアップの転職をするために、それこそ「戦略的に」その会社を選ぶ方が多いので、平均在籍年数が短いからといって、一概に悪い企業だとは言えない例だと思います。
逆に平均在籍年数が20年を超える老舗の総合電機メーカー等の例だと、長く安定して働けるものの、どのくらい成長できていますかという問いには疑問を持つ方が一定数いて、ほんの数年で転職してしまう若手もいます。
要は、その企業に何を求めて転職をするのか?ということです。
前述のコンサルティングファームを例にとると、ワークライフバランスを重視するのであればコンサルティングファームへの転職は避けるべきですし、若いうちからスピード感をもってどんどん成長したいという志向があれば、コンサルティングファームへの転職は、チャンスがあればチャレンジするべきベストな選択肢です。
「平均在籍年数」には、実はそれほど意味がない
「平均在籍年数が短い会社」であっても、人によっては選択すべきでない「悪い企業」にもなれば、絶対経験すべき「良い企業」にもなる、ということです。ですから、皆さまが気にする「平均在籍年数」には、実はそれほど意味がない。と考えてもよいのではないかと思います。
もっとこんなスキルを身につけたい、こんなプロジェクトにチャレンジしていきたい、こんな経験を積みたいと思いながら、やりがいを感じて働いた結果、平均在籍年数が2年半の企業に、10年以上在籍していた。という例もあります。
安定して長く働いてきたけれど、40代半ばで大規模なリストラに遭い、次の一手が見つからず立ち往生してしまっている方もいます。
「平均在籍年数」ではなく、「その会社で何を為したいのか」を軸に考えるようにしましょう。
それでは、今日はこの辺で。またお目にかかりましょう!
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