相手の立場に立って考える力というのは、人との関わり合いの中で必要になってくるものですよね。相手の考えや気持ちを汲んで行動、発言する能力は身につけていて損はありません。今回はそんな相手の立場に立って考える方法や、自己PRで使える例文をご紹介!
相手の立場に立って考えると良い事は?自己PRに使える?
相手の立場に立って考える。こう言うのは簡単な事ですが、実際に日常生活のなかで実行できているかと問われればどうでしょうか?
何かをするときは、相手の立場に立って考えなさい。幼いころ、このように両親や先生などに教わったのが記憶に懐かしい気がしますが、大きくなった今、実際に何か行動を起こしたり、発言をする際に「相手の立場に立って考える」という過程は踏めていますか?
相手の立場に立って考えるというのは、これをしたら相手がどう思うか、今何をしてほしいと望んでいるのかなど、口には出していないけれど相手の気持ちを察し、汲み取った上で自分が行動、発言するということですね。
一見すれば、このような相手の立場に立って考えるという行為は相手を気遣うだけで、自分には何の得も無い事のように感じてしまうかもしれませんね。
しかし、そんなことはありません!
相手の立場に立って考えることができると、人間として相手を思いやる気持ちや器の大きさが養われますし、そしてそれは自分の長所として十分なアピールポイントになるのです。
仕事で自己PRをするときなどにも、このような相手の立場に立って考えることがでるという事は題材にすることができます。
今回は、このような相手の立場に立って考えることが出来る人になるための方法や、それをを自己PRの題材にしたい時に役立つ例文などをいくつかご紹介します!
例文を参考に自分の長所をしっかり自己PRして、仕事先の人に好印象を与えましょう!
相手の立場に立って考える方法①想像力を働かせる
相手の立場に立ってものを考える時には、想像力を働かせなければいけません。
相手というのは当然の事ながら自分ではなく他人ですので、相手が何を思って、どのようなことを望んでいるのかというのは想像力を働かせなければ理解することはできませんね。
しかし、いきなり想像力を働かせろといわれても、どのようにすればいいのか分かりませんよね。
そんな場合にまず行うべきなのは、自分が実際に体験、経験したときに感じたことを元にしながら、相手の立場と自分を置き換えて想像してみるのです。
例えば、「自分はこれを嫌だと思わないけど、このような場合の時には嫌だと感じてしまうかもしれないな」といった具合ですね。
自分とは違う立場の人からの目線で物事を見ることで、自然と相手の立場に立って考えることが出来ているのです。
この考え方を使えば、例えば「これは今は役に立たないと思うけど、こんな場合やこんな人には役に立つものなのかもしれない。」といった具合に、自分とは違う立場からの視点で考えることができるので新商品を開発する仕事などにも役立ちます!
相手の立場に立って考える方法②相手の人間性を理解する
相手の立場に立ってものを考えるには、相手の人間性を理解するという力も必要です。
相手というのは、その時その時によって異なりますよね。一人として全く同じような感性を持った人はいませんので、今目の前にいる相手のことをその都度理解しなければなりません。
その相手がもし親しい友人などであれば、この人はこういう考えの人だというのは大体想像ができるですが、仕事などになれば今まで密に関わが無かった人のことも考えなけれなならない場合もあります。
そういった場合にどのような方法で相手の人間性を理解し、その人立場に立って考えればいいのか。
そんな時はまず相手の表情や言葉遣いに注目するという方法を試してみて下さい。
あまり深く関わった事のないという人でも、表情や話し方に注目すれば何となくその人の人間性が見えてくるはずです。
物腰の柔らかい人だな。サバサバした人だな。クールな人だな。といった具合に、自分の中で相手に対するイメージをしっかりともつのです。
この方法が上手くいけば、相手の立場に立って考えることも難しくなくなってくるでしょう!
相手の立場に立って考える方法③相手が求めてる事を理解する
相手の立場に立って考えるには、相手が何を求めているのか、どうすることを望んでいるのかを理解するという方法もあります。
相手の人間性までは分からなくても、その相手が何を欲しているのかというのを理解することは出来そうですよね。
相手が何を求めているのか、どうすることを望んでいるのかが分かれば、それも相手の立場に立って考えることにつながります。
その相手の求めていることや望んでいる事を理解する方法は、相手の言葉一つ一つをしっかりと聞くことです。
相手の話を適当に聞き流しているだけでは、その言葉の裏に隠れた相手の心の声に耳を傾けることは出来ません。
ですが、しっかりと注意払って相手の言葉を聞き、その言葉一つ一つを理解する心を持てば、会話の流れや声のトーンなどから相手が求めていることや望んでいることに気が付けるはずです。