【髪を白くする方法!実行編①】ブリーチ剤の塗り方
髪を白くする方法をいよいよ実行していくわけですが、その前に髪の毛にはスタイリング剤がついていない状態にしてください。ついている場合は、シャンプーして洗い流しましょう。
ブリーチ剤と過酸化水素を混ぜたら、まずは後ろ髪から塗っていきましょう。後ろの髪の毛は乾きにくいため、先に塗っておくと、全体の仕上がりに時間差が発生しなくなります。見えにくいですが、根元につかないように丁寧に行なってください。
そこから前の部分も塗っていくのですが、根元から白くすることを望んでいる人は、とりあえず最初は根元はブリーチしないでください。これからブリーチを何度も行なっていくため、最初に根元につける必要はありません。
何度も根元に塗ってしまうと、髪の毛や頭皮が傷んでしまいます。根元部分は染まりやすい部分ですので、根元も白くしたい人であっても、毎回塗る必要はないのです。
【髪を白くする方法!実行編②】ラップで密封
ブリーチ剤をしっかりと塗ることができたら、髪を白くする方法の次のステップとしては、ラップで髪の毛を密封するという方法を行うことになります。
これを行なうことにより、ブリーチ剤が体温によって温まり、より高い効果を得られるようになります。蒸発してしまうのを防ぐ効果もあるため、これは必ず行うようにしてください。
密封しておく時間は30~40分を目安としてください。これよりも短い時間だと、ブリーチの効果が弱くなってしまいますし、長い時間だと効果が高まることもないため、あまり意味がないです。
ラップは頭と髪全体を覆うようにして行ないましょう。空いている場所があると、そこだけブリーチの効果が弱まってしまい、まだらなブリーチとなってしまうため、注意しておいてください。
【髪を白くする方法!実行編③】シャンプー
髪を白くするための次のステップは、しっかりとシャンプーをするということです。
ラップで頭全体をくるみ、30分ほどが経ったら、一度、つけたブリーチ剤を落とさなければなりません。そのためシャンプーをして、ブリーチ剤をキレイに落としてください。
この時点で髪が白くすることはできませんが、髪が黒だった人であれば、金髪程度にはなっていることでしょう。この時に髪の毛全体がしっかりとムラなく、金髪になっているかということをしっかり確認しておいてください。なっていなければ、やり方が悪いということですので、修正しましょう。
洗った髪の毛はタオルで拭くだけで充分です。濡れ髪のほうが、次のブリーチがしやすいため、完全に白くすることができるまで、ドライヤーで乾かすということはしないで大丈夫です。
【髪を白くする方法!実行編④】繰り返す
髪を白くするためのは、これまでやった、①~③の方法を何度か繰り返す必要があります。
髪を白くするために、一度だけのブリーチで終えることはできません。何度もブリーチをする必要があるのです。そのため、ある程度、白くなるまでは、この方法を繰り返していくということが大切になってきます。それを考えれば、かなり時間がかかるので覚悟しておきましょう。
髪のブリーチで髪の色がどれだけ抜けるかというのは、個人差があります。そのため、何度繰り返すべきかというのは、一概にこれと言うことができません。しかし、ブリーチの回数は、最大でも5回です。それ以上行なうことはありません。繰り返しをやめるのは、髪の色が半分白く、半分黄色いくらいになったくらいが丁度良いです。
黄色の比率が多いようだと、あと一回、黄色の比率がやや多いくらいであれば、そのまま次の工程にいくか、もしくはもう一度ブリーチする際に、ラップで密封する時間を短くして、うまく調整するようにしてください。ブリーチし過ぎると髪の毛を傷めてしまうため、それだけは注意しましょう。
【髪を白くする方法!実行編⑤】ホワイトニングローション
いよいよ髪を白くする方法の最終工程です。最後はホワイトニングローションで染める、という工程となります。
ホワイトニングローションを使えば、髪の毛の黄色い色素をうまく白に染めることができるようになります。この方法以外にも、他の方法もあるのですが、それが後ほど紹介していくため、まずはホワイトニングローションで染める方法について紹介していきましょう。
ホワイトニングローションを使う前のシャンプーは、しっかりと染めるためにも、しっかりと洗うということがまず大切です。ブリーチ剤の成分が残っていると、染まりにくくなってしまいます。
ホワイトニングローションを使って放置する時間は、ホワイトニングローションによって違うため、取扱説明書に書かれている時間、放置するようにしましょう。これにより、髪の毛をうまく白に染めることができるようになります。
【髪を白くする方法!補足①】ヘアカラーで行う場合
一通り、髪の毛を白く染める方法を紹介してきましたが、ホワイトニングローションで染める工程は、別のもので代用できます。それがヘアカラーです。
ヘアカラーでこれを行なう場合は、薄いアッシュとヴァイオレットを配合させて染めるようにしましょう。薄いアッシュは白の近い色ですし、ヴァイオレットはその色素が、黄色い色素を打ち消してくれます。ホワイトニングローションにも、同じような色の成分が入っているため、アッシュとヴァイオレットのヘアカラーで染めることもできるのです。
また、ムラサキシャンプーを使って、この黄色い色素を消していくという方法もあります。ただこの方法は時間がかかるため、一時期は黄色い色素もある状態で過ごすことになり、おすすめはしません。
薄いアッシュとヴァイオレットを配合させる方法も、ホワイトニングローションで行う方法よりキレイにできるということはありません。そのため完全に白にしたいということであれば、ホワイトニングローションを使用しましょう。
【髪を白くする方法!補足②】ホワイトアッシュなど
完全なホワイトではなく、ホワイトアッシュなどの色にしたいという人もいるでしょう。ホワイトアッシュは奇抜すぎず、自然なおしゃれとなるため、需要も多いです。
ホワイトアッシュにしたい場合は、ブリーチの回数を少し減らし、ホワイトニングローションではなく、ホワイトアッシュ用のカラーリング剤を使用してください。ブリーチしなくても良い、ホワイトアッシュ用のカラーリング剤もあるのですが、ホワイトアッシュにするのであれば、やはりブリーチしたほうがキレイで鮮やかなホワイトアッシュにすることができます。
どれだけ黒の髪の毛を残した状態で、ホワイトアッシュにしたいかということで、ブリーチをする回数は決まります。セルフでホワイトアッシュの加減を上手く出すのは至難の技ですので、丁度良いホワイトアッシュにしたいのであれば、美容院に行ったほうが良いです。
そうではなく、極端なホワイトアッシュにしたいということであれば、セルフでも行なえるレベルですので、しっかりブリーチしてから、ホワイトアッシュのカラーリング剤を塗るようにしましょう。極端なホワイトアッシュのほうが素人でもやりやすいため、その度合いで、セルフでやるか美容室でやってもらうか決めてください。