「通話中または通信中」と表示された時に相手に着信履歴は残る?
「通話中または通信中」と表示された際、相手に着信履歴が残るのか気になる方も多いのではないのでしょうか。もし、電話をかけたときに一瞬でもコールが鳴った場合は履歴が残る可能性が高いです。
基本的にワンコールでも相手には着信履歴が残るシステムがほとんどなので、相手のスマートフォンに電話がかかってきたことはバレているでしょう。一方で、相手が着信拒否をしているのであれば、履歴が残らない可能性が高いです。
電話の着信履歴が残るかどうかは、相手側の通話設定によるものが多いので、実際は相手に聞かないとわからない場合が多いです。
着信拒否をされているかもしれない相手に「着信拒否してるのか?」と直接は聞きづらい人が多いので、知り合いを通して探りを入れることが無難かもしれません。
相手が着信拒否しているのか判断する方法
ここまで、「通話中または通信中」と表示された際、着信拒否されているのか見極めるポイントを紹介しましたが、携帯電話各社が提供しているサービスでも判断することができます。
ここでは、ドコモやソフトバンク、auの迷惑電話を拒否するサービスで流れる音声ガイダンスについて紹介しているのでチェックしてみてください。
着信拒否の判断①ドコモのガイダンス
ドコモは、「迷惑電話ストップサービス」というものがあります。その名の通り、迷惑電話を受け付けないサービスのことで、登録された番号は「おかけになった電話番号への通話はおつなぎできません」という音声ガイダンスが流れます。
このサービスの音声ガイダンスの種類はこの1つしかないため、前述のアナウンスが流れた場合は、相手に着信拒否されている可能性が高いです。
着信拒否の判断②ソフトバンクのガイダンス
ソフトバンクは、「ナンバーブロック」というサービスで着信を拒否できる機能があります。サービスは相手がネットや電話で直接電話番号を登録して設定します。登録する際、ソフトバンクでは9種類の「お断りガイダンス」が存在します。
お断りガイダンスは、「こちらはソフトバンクです。おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりおつなぎできません。」「こちらはソフトバンクです。おかけになった電話番号への通話は、お客さまの申し出により現在お断りしております。」というものです。
また「この電話はお受けできません。」「この電話はおつなぎすることができません。」「この電話はお客さまのご都合によりおつなぎできません。」といったシンプルなものもあります。
他にも「せっかくお電話いただきましたが、この電話をお受けすることができません。」「電話番号をお間違えではないですか?この電話はおつなぎできません。」「おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりおつなぎできません。」といった文言もあります。
「This is SoftBank. By the customer’s request, this call can not be completed.」という英語音声ガイダンスもあります。電話をかけた際にこの中のどれかが音声ガイダンスが流れた場合は、着信拒否されている可能性が高いと言えます。
着信拒否の判断③auのガイダンス
auは「迷惑電話撃退サービス」というものがあります。このサービスに登録された電話番号に対しては「おかけになった電話番号はお客様の都合によりおつなぎできません」という音声ガイダンスが流れます。
auも、ドコモと同様に他の音声ガイダンスがなく、この1種類のみになるので、前述のガイダンスが流れた場合は着信拒否されている可能性が高いです。