難易度の高い島根弁04:どざらくさら
もうここまで来ると読解不能。これこそまさに島根県民にしか分からない方言「どざらくさら」。これを標準語に変換すると「なんとかやっている」という意味になります◎
使い方としては「どげんなか(どうですか)?」と聞かれたら「どざらくさら」と答える感じです。
難易度の高い島根弁05:おんぼらと
なかなか難易度高めな島根弁。「おんぼらと」と言われても何を言われているのか分からない!という方がほとんどだと思います。島根弁の「おんぼらど」を標準語に変換すると「穏やかな」という意味になります。
- 島根弁:おんぼらとした天気だわね
標準語:穏やかな天気だね
この「おんぼらど」に関しては、あまり人には使わない言い回しです。基本的には例文のように天気に使うことが多いようです◎
難易度の高い島根弁06:ざまくな
続いてご紹介する島根弁は「ざくまな」。標準語に変換すると「粗雑な/見苦しい」という意味を持っています。
- 島根弁:ざくまな格好だわ
標準語:見苦しい格好だわ
このように基本的には何かを否定するときに使われる「ざくまな」という方言。濁点が入っていることもあり、標準語で否定されるよりもどこかキツい印象を受けますね。
難易度の高い島根弁07:てれぐれする
文字を見ただけだと、照れている様子を表す方言かな?と思われがちな「てれぐれする」という島根弁。実はこれを標準語に変換すると「仕事などが上手くいかない」などといったニュアンスで使われます。
- 島根弁:てれぐれしてだめだ
標準語:仕事が上手くいかなくてだめだ
たったの六文字のなかにこんなにも深い意味が隠されて居るだなんて驚き。これは意味を知ると面白い島根弁のひとつだと言えるでしょう◎
難易度の高い島根弁08:ぼえちゃげる
文字だけ見るとなんだか面白さすら覚える島根弁と言えば「ぼえちゃげる」では?意味こそ分からないものの、どこかユニークな印象を与えます◎
この「ぼえちゃげる」を標準語に変換すると「追いかける」という意味になります。但し、人に追いかけられる時に使う、というよりは犬など動物に追いかけられるときに使われる方言となっています。
難易度の高い島根弁09:やっきっき
まるで動物の鳴き声か何か!?と思われがちな、この「やっきっき」という方言。これを標準語に変換すると「じゃんけん」という意味になります。
そう、みなさまお馴染みのじゃんけんです。意外ですよね?使われるシチュエーションとしては、子どもたちが遊んでいるときなどによく使われます◎
難易度の高い島根弁10:きょーてー
大人であれば思わず「競艇」を思い浮かべてしまう「きょーてー」という方言。これを標準語に変換すると「恐ろしい」という意味になります。
- 島根弁:あのさんきょーとい顔しちょる
標準語:あの人は恐ろしい顔をしている
この「きょーてー」という方言は主に物や人に対して使われるます。もし誰かから自分自身が言われた場合、あまりいい意味ではないので捉え違いに気をつけてくださいね◎