秋が深まる11月は美味しい食べ物が豊富に採れる収穫の時季。ほっこり暖まりながら家族や仲間と集まって美味しい旬の食材を使った料理を囲んで楽しみましょう♪今回は11月に旬を迎える野菜や果物・魚介類を紹介します。旬を満喫できるレシピも紹介するので試してくださいね!
11月はどのような季節?
11月は秋も深まり、日中は穏やかな晴天が続き朝晩には少し寒さを感じることもあるでしょう。寒暖の差が山々を赤や黄色に紅葉させて、日本の四季の中でも美しい自然を楽しめる季節になります。
実りの秋と呼ばれるように、田畑は実りを迎え果実は完熟します。様々な食材が厳しい冬を越すために旨味を増す時期は、何を食べても美味しすぎて食べ過ぎてしまう「食欲の秋」。ダイエットを意識する女性には少し危険な季節ですね。
11月は七五三のお祝いで千歳飴を食べる風習がある季節
11月15日は七五三のお祝いの日です。3歳、5歳、7歳のときに神社を詣でて、子供の健やかな成長の感謝・祈願を行う行事です。七五三には千歳飴をもって記念写真を撮って、長細い飴を食べたことが記憶に残る人が多いでしょう。
千歳飴は江戸時代の浅草で売り出された、長寿になる「千年飴」が原型だといわれています。飴を作るときに引っ張って伸ばすことから、長生きのご利益に恵まれるといわれていました。
当時は子供の生存率がとても低く、子供が健康に成長することが今よりも奇跡的なこと。そこで、元気に育ち長生きしてほしいという願いを込めた縁起物として、千年飴を食べるようになったのです。
後に千歳飴と名を変えて、七五三のお祝いでは欠かせない定番の品となりました。縁起を担ぐのが大好きな日本人らしい風習のひとつだと考えられますね。
11月は寒さ深まり鍋を食べて温まりたくなる時期
11月になると秋も深まって寒さが増します。冬の訪れを感じると温かい食べ物が恋しくなりますよね。定番は鍋料理。コトコト煮込んで温かい湯気の立つ様子を見るだけでも心が温まります。
鍋料理は、味付けにも食材の選び方にも規定がありません。昔ながらの優しい出汁が効いた定番鍋から、カレーやトマト風味のトレンド鍋までバラエティが豊富です。
自由な発想で好みの味を追求できる鍋は、年齢や性別を問わず満足できる料理だといえるでしょう。家族や仲間と鍋を囲めば、心も体もポカポカになること間違いなしですね。