水納島や残波ビーチ、ター滝など海水浴やアクティビティが楽しめるレジャースポットから、ガンガラーの谷や大石林山などの自然スポット、テラス席が心地よい絶景カフェまで、秋旅行におすすめの沖縄の観光スポットをご紹介します。
1. 水納島
沖縄本島北部・本部半島の西の沖合に浮かぶ、周囲4kmほどの小さな島。空の上から見ると島がクロワッサンのような形に見えることから「クロワッサンアイランド」という愛称で親しまれています。
そんな水納島を代表する観光スポットが「水納ビーチ」。本部町にある渡久地港から高速船で約15分と気軽にアクセスできる場所にも関わらず、本島のものとはまた異なる海の透明度や美しさで多くの人を魅了しています。例年10月末まで海水浴が可能です。
水納島ではマリンアクティビティは1年を通して開催されており、10月頃であれば台風シーズンも去っていて、なおかつ平均気温は28℃前後と快適にレジャーを楽しめます。ただし水温は25℃より下回ることもあるため、必要に応じてウェットスーツをレンタルするようにしましょう。
2. 首里城
琉球王国の国王ファミリーの居住地「王宮」で、王国統治の行政機関「首里王府」の本部でもあった場所。昭和20年(1945年)の沖縄戦で全焼しましたが、平成4年(1992年)に復元され、平成12年(2000年)には「琉球王国のグスク及び関連道産群」のひとつとして世界遺産に登録されました。
赤瓦の「守礼門」など見どころのほか、礼拝所である「園比屋武御嶽石門」などパワースポットも多くあります。また、標高約130メートルの城郭の東端に築かれた物見台「東のアザナ」からは、那覇一帯を見渡す美しい景色を楽しめます。広大な城郭内を歩きながらの見学となるため、秋くらいの観光がぴったりです。
なお2019年10月31日に発生した火災により、正殿をはじめとする主要な施設が焼失しました。2026年の完成を目指して復興工事が進められており、有料区域であれば一般の観光客も工事の様子や、復興に関する展示などを見学できます。