あか抜け感が人気のアッシュグレーやアッシュグレージュ。透き通るようなカラーが魅力ですが、色落ちが早いイメージがありますよね。しかしアッシュグレージュは色落ち後もかわいいんです!ここではそんなアッシュグレージュやアッシュグレーの色落ちを紹介していきます。
アッシュグレージュとは?
ブリーチありでもブリーチなしでも、濃いめのアッシュを入れます。濃いめのグレーとベージュを混ぜた色をグレージュといいます。そして赤味を抑えたのがアッシュグレージュです。室内では暗めにみえます。しかし外で見ると透明感があり、美しいヘアカラーです。どんなヘアスタイルにも合いますよ。
アッシュグレージュとアッシュグレーの違いは?
アッシュグレージュとアッシュグレーの違いは、わずかな色味の差です。アッシュグレーはアッシュが強めの色です。アッシュグレージュは先ほどお伝えしたように、グレーにベージュが混ざった色なので、より自然なヘアカラーに見えます。アッシュグレージュもアッシュグレーも色レベルは同じです。
色レベルとは?
色レベルとは、色の濃さを表したものです。簡単に言うと漆黒過ぎて青く光って見える黒がレベル1、明るくなるにつれて数字が増えていく、という感じです。日本人の髪色レベルは3.4と言われています。アッシュグレージュ、アッシュグレー共に色レベルは7です。なので暗すぎず明るすぎないちょうどいい色ということになりますね。
アッシュグレージュが合う季節は?
明るめのアッシュグレージュであれば涼しげに見える夏、暗めで落ち着いたアッシュグレージュであれば冬が合う季節といえます。つまり結局のところどの季節でもきれいに見えるのがヘアカラーです。基本的なアッシュグレージュという基盤は変えず、季節によって色味を変えてみてもいいかもしれませんね。
アッシュグレージュはブリーチなしでもできる?
アッシュグレージュもアッシュグレーも黒染めしたりして相当黒くない限り、ブリーチなしでもできるヘアカラーです。ブリーチなしでも透明感のあるヘアカラーになってくれるのがアッシュグレージュのいいところです。しかしやはりブリーチをした方が透明感のあるヘアカラーになるのも事実です。
ブリーチありのアッシュグレージュ
ご存知の方も多いと思いますが、ブリーチをしてからの方が、アッシュグレージュのみならず、どの色もきれいに入ります。アッシュの魅力と言えば透明感ですよね。ブリーチありの方が透明感はより際立ちます。しかし髪が傷んでしまったり、ブリーチが甘いと色落ちしてきてオレンジっぽくなる場合もあります。
ブリーチなしのアッシュグレージュ
髪の毛が傷むのが嫌だったり、ブリーチは今までしたことがないから…と言う人は、ブリーチなしでもアッシュグレージュやアッシュグレーはすることができます。ブリーチありに比べれば透明感は落ちますが、それでもじゅうぶんな透明感は手に入ります。ほかの色だと厳しいですが、アッシュグレージュはブリーチなしでもヘアカラーできるところが魅力ですね。
ブリーチなしorあり、それぞれのメリットは?
ブリーチありだとヘアスタイルに関係なくヘアカラーがよりきれいに入ります。色落ち過程もブリーチなしに比べて色の変化が楽しめます。ブリーチなしのメリットはブリーチありより髪が傷みません。色持ちはブリーチありとさほど差はありませんが、色落ちをしても明るくなりすぎる心配がありません。
アッシュグレージュの色落ちは?
色落ちとは文字通り、色が落ちていくことです。ヘアスタイルだけでなく、洗濯物や壁紙など、色がついているもの全般に使われる言葉です。色落ちと似た言葉で、色持ちというものがあります。色持ちは色落ちしないように色を持たせるということです。
アッシュグレージュの色持ちは?
アッシュグレージュやアッシュグレーの色持ちは、だいたいですが2ヶ月前後と言われています。アッシュ系は色落ちが早いと言われているけど、そんなに持つの?と思われる人もいると思いますが、完全色落ちするまでの期間なので、その間全く色落ちしないというわけではありません。
アッシュグレージュの色落ちの過程は?
アッシュグレージュの魅力がじゅうぶん分かったところで次に気になるのは色落ちですね。美容院やカラーの色味によって多少変わってきますが、アッシュグレージュは色落ちしてもアッシュの感じが残ってくれます。つまり色落ちの嫌なオレンジや赤みが出にくいということですね。
ブリーチありの色落ち
ブリーチありでアッシュグレージュを入れた場合、ブリーチなしよりも最終的に明るめの色落ちになります。なので暗めのままがいいという場合はブリーチなしで染めてもらいましょう。明るめでも問題ないという場合はブリーチありの方がきれいに染まるので、ブリーチありでもいいでしょう。
ブリーチなしの色落ち
ブリーチなしの色落ちは、完全に色落ちした状態は染める前の髪色に戻るイメージです。全く同じ色に戻るという人もいれば、少し色素沈着をした感じの色という人もいます。どのような色落ちが希望なのか、美容師さんと相談しましょう。それによって染める色味も変わってきます。
アッシュグレージュの色落ち後はどんな色?
アッシュグレージュの色落ちは、だんだんと明るくなるものの、どこかくすんだような、アッシュ系のまま色落ちするのが特徴です。人によっては色落ち具合や残る色素の感じは変わってきますが基本的にアッシュ系が残ると思っていいです。かといって色落ち後もそのまま放置しておくとアッシュ系もいつの間にか消えてしまうので気をつけましょう。
ヘアスタイルによって色落ちスピードは変わる?
ヘアスタイルで色持ちの変化があることはありませんが、色落ちの目立ち方は変わります。ヘアスタイルで、というよりはアッシュグレージュに染めている部分によって、という表現の方が正しいかもしれません。ロングヘアであればそのぶん染める部分が多いので目立ちます。反対にショートだとロングヘアよりは色落ちが目立たないということです。
紹介してきたように、アッシュグレージュは色落ち後もとても人気のあるヘアカラーです。どんなヘアスタイルにも合うのも魅力です。アッシュグレージュに染める人は、色落ち後の楽しみを含め染める人がほとんどです。思い切ってアッシュグレージュに挑戦してみましょう!
アッシュグレージュはボブやショートでもできる?
アッシュグレージュ、アッシュグレーは、ヘアスタイルに関係なく、ボブやショートでもできる髪色です。むしろボブやショートで髪が短いぶん、お手入れの手間や金銭面でも助かるかもしれません。ロングヘア全体にアッシュグレージュを入れてしまうと、色ムラが出てくる場合があります。その点がボブやショートの利点ですね。
アッシュグレージュ ロングヘア
ロングヘアは髪が長いぶん、透明感が出やすいです。ブリーチや色落ち次第では色ムラが起こるリスクはありますが、長くてきれいな髪の毛は魅力的ですね。軽く巻くと動きによって、より透明感が出て魅力度アップです。手入れされた長く美しい髪の毛は女性独特の魅力ですね。
アッシュグレージュ ロブ
ロングほどの長さはなくても、透明感のあるきれいな髪の毛が手に入ります。ロングだと全体にハイライトを入れるのは大変ですが、ロブぐらいであればちょうど良いハイライトを入れることができます。もちろん全体を染めてもきれいですよ。
ロブとは?
ロブへアとは、ロングとボブの間のヘアスタイルのことです。ロングの『ロ』とボブの『ブ』でロブという名前なのですね。ストレートにしてもパーマを当てても似合うヘアスタイルです。ボブ同様、前髪あり、前髪なしで大きく印象が変わるのもポイントです。長すぎず短すぎないのでヘアアレンジもしやすいですね。
アッシュグレージュ ボブ
ボブは切りそろえた毛先が特徴です。その毛先が揺れるたびに表情が変わる透明感のあるアッシュグレージュはとても魅力的ですね。もちろんハイライトを入れてもより立体的になり、素敵です。ショートボブでも切りっぱなしボブでもできちゃいますよ。
アッシュグレージュ ショート
ショートヘアは全体を染めても素敵ですが、ハイライトがいちばん映えるヘアスタイルでもあります。髪の毛の長さがところどころで違うため、いちばん立体感が出るからです。全体を染める勇気がなくてもハイライトなら挑戦できそうですね。
アッシュグレージュ ベリーショート
一般的にいわれるショートヘアよりもさらに短いベリーショート。ベリーショートでもアッシュグレージュはきれいです。ショートだからこそ色が際立ってきれいにみえますね。ヘアアレンジなどがあまりできないぶん、ヘアカラー本来の良さを引き出すことができます。