自分に自信がないとツライですよね。

この記事ではエネルギーをコントロールして自信をつけるヨガのウジャイ呼吸をご紹介します。

シューっとノドの奥でさざ波のような音を響かせる呼吸法で、メンタル面にもさまざまなメリットがあることで知られています。

ウジャイ呼吸を行うと、自分に自信が湧いてくるかも!?

自分に自信がない人こそ試したいウジャイ呼吸法とは?

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

ヨガの上級者になってくると、より高度なポーズが増えてきます。

その時に用いられることの多い呼吸法が、今回自分に自信がない人にオススメする「ウジャイ呼吸法」です。

ウジャイはサンスクリット語で「勝利」や「成功」といった意味を持ち、英語ではvictorious breath(勝利の呼吸)と呼ばれています。

名前からして自信がつきそうですよね。

ノドの奥をしめて気道を狭くする呼吸法で、おナカを膨らませて行う腹式呼吸とは違い、下腹部をしめつけたまま行うことが多いです。

ヨガで基本となる呼吸法の腹式呼吸と同じく鼻から吸って鼻から吐き出しますが、ウジャイ呼吸法をマスターするとより長く息を吐き続けられるようになります。

気の流れをコントロールしたり増幅させたりする作用があるので、自分に自信がない人にピッタリ。

なお、ウジャイ呼吸法の最大の特徴は、吐く時の音にあります。

ノドの奥でシューッという摩擦音がするのですが、これがまるでさざ波のようでとても心地が良いんです。

ヨガのクラスによっては、さざ波音が絶え間なく聞こえてくることもあります。

自信をつけるだけじゃないウジャイ呼吸法の効果

『yoganess』より引用jpg
(画像=『yoganess』より引用)

カラダの一部を意識してしめつけることを、ヨガでは「バンダ」と呼びます。

ノドの他にもおシリ、下腹部をしめつける手法があります。

これらはいずれも、エネルギーをカラダにためて増やすためのメソッド。

エネルギーの流れが乱れていると、集中力が落ちたり、自分に自信がもてなくなったりします。

ウジャイ呼吸法はエネルギーを自らコントロールすることで、さまざまな効果が得られます。

詳しくご紹介していきましょう。

ポーズの安定
インナーマッスルに力がはいるので、あらゆるポーズが安定しやすくなります。
ヨガの高度なポーズをとるときには、ウジャイ呼吸法はとても有効です。
集中力アップ
シューっという力強い呼吸音は、集中力を高めてくれます。
慣れてくると心地良さも感じられるようになり、不安定な心を落ち着けることができます。
自信がつく
エネルギーをコントールするウジャイ呼吸法を行うと、自分に自信がない人でも元気がでてきます。
不思議と自信もついてくることでしょう。
普段から猫背になり呼吸が浅くなっている方には、特に効果があります。
体を温める
血行を促進し、カラダを温める効果もあります。
ウジャイ呼吸法を行うと、一気に汗がでてくることも。
エネルギーが体内に巡るイメージが持てるかと思います。
血行がよくなることで、内臓器官も活性化されます。
リフレッシュ、疲労回復
忙しい現代人は呼吸が浅くなりがちで、自立神経のバランスを乱し、疲労感やイライラ、不眠といった不調を引き起こしています。
呼吸の摩擦音が聞けるウジャイ呼吸を行うと、普段は意識しない呼吸に集中することができます。
自然と呼吸が深くなり、酸素がたくさん取り込めるので、リフレッシュしたいときや疲労を軽減したいときにもぴったりの呼吸法です。