楽天ポイントを集めている方には「楽天証券」のつみたてNISAがおすすめです。ただ、取り扱いの数がとても多く、銘柄を選ぶのが少し大変かもしれません。そこで、楽天証券のつみたてNISA取り扱い銘柄159本の中から、おすすめの銘柄を紹介します。

おすすめする銘柄は「リターン重視」「安定重視」「低コスト重視」の3タイプ、それぞれ3本ずつ、計9本です。銘柄の選び方もご紹介しますので、9本の中にぴったりの銘柄がなかったとしても、楽天証券の取り扱い159本の中からきっと選び出せるようになります。

楽天証券でつみたてNISAをやろうとしている方、すでにやっているという方も、ぜひ参考にしてください。

楽天証券のつみたてNISA5つのおすすめポイントと3つの特徴

(写真=takasu /stock.adobe.com)

楽天証券のつみたてNISAでおすすめの銘柄を紹介する前に、楽天証券のつみたてNISAにはどんな特徴があるかチェックしましょう。

楽天証券のつみたてNISA 5つのおすすめポイント

【楽天証券のつみたてNISA 5つのおすすめポイント】
・おすすめポイント①:カード決済で購入金額の1%ポイントバック
・おすすめポイント②:持っている間もポイントがもらえる
・おすすめポイント③:積立代金をポイントで払える
・おすすめポイント④:取り扱い159本 ラインナップが豊富
・おすすめポイント⑤:100円からできるので始めやすい

楽天証券のつみたてNISAには「楽天ポイント」が貯まりやすい仕組みがたくさん用意されています。積立代金を「楽天カード」で支払えば1%分がポイントバックされ、投資信託を持っている間も「資産形成ポイント」などでポイントが還元されます。

貯まったポイントはつみたてNISAの代金に充てることもできますし、楽天市場など、他の楽天グループで使うことも可能です。

楽天証券はつみたてNISAの取り扱い銘柄を159本用意しており、それぞれ100円から気軽に始められます。

楽天証券のつみたてNISA 3つの特徴

【楽天証券のつみたてNISA 3つの特徴】
・特徴①:「毎月積立」以外に「毎日積立」も選べる
・特徴②:ポイントで積み立てると楽天市場のポイントアップ
・特徴③:楽天ポイントがもらえるキャンペーン

楽天証券のつみたてNISAは、積立コースを「毎月」と「毎日」の2つから選ぶことができます。月に1回投資したい場合は「毎月」を、毎営業日に分けて投資したい場合は「毎日」を選びましょう。

楽天証券でつみたてNISAをする場合、積立代金に楽天ポイントを利用すると、「楽天市場」のポイント還元率が1%分上乗せされます。ほかに楽天ポイントがもらえるお得なキャンペーンが開催されることもありますから、ときどきチェックしてみてはいかがでしょうか。

【FP厳選】楽天証券のつみたてNISAのおすすめ銘柄

(写真=SB /stock.adobe.com)

楽天証券のつみたてNISA対象銘柄の159本から、「リターン」「リスク」「コスト」それぞれの視点で3つずつ計9本紹介します。

なお、紹介するリターンとリスクについてはあくまで過去の実績で、将来の値動きを保証するものではない点に注意しましょう。

リターン重視の方におすすめの3銘柄

リターン重視の方におすすめの3銘柄(2020年7月末時点)

リターン
(直近1年)
リスク
(直近1年)
信託報酬
フィデリティ・欧州株・ファンド 11.84% 22.58% 1.65%
ひふみプラス 8.48% 18.50% 1.078%
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 5.36% 21.48% 0.0968%

楽天証券のつみたてNISAでリターンを重視する方には、上記3銘柄をおすすめします。「フィデリティ・欧州株・ファンド」と「ひふみプラス」はアクティブファンドで、高い信託報酬が設定されていながら高いリターンを残しました。

「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は、アメリカ株価指標の「S&P500」に連動するインデックスファンドで、アメリカ株が堅調に上昇したことから比較的良好なリターンを残しました。

「アクティブファンド」と「インデックスファンド」の違い

アクティブファンド ベンチマークを超えるようなリターンを目指す投資信託
インデックスファンド ベンチマークに一致するようなリターンを目指す投資信託
※ベンチマーク・・・投資信託が運用の目標にする株価指数 (例)日経平均、NYダウ

安定重視の方におすすめの3銘柄

安定重視の方におすすめの3銘柄(2020年7月末時点)

リターン
(直近1年)
リスク
(直近1年)
信託報酬
たわらノーロード 最適化バランス(保守型) 1.05% 2.62% 0.55%
たわらノーロード バランス(堅実型) 2.52% 4.63% 0.242%
Smartーi 8資産バランス 安定型 2.30% 5.06% 0.176%

安定運用を重視する方には上記3銘柄がおすすめです。いずれも複数の資産で運用する「バランスファンド」で、特にこの3銘柄は債券の比率が高い点が共通しています。

・リスクとは

(画像=著者作成)

投資の世界で「リスク」というと、値動きの大きさのことをいいます。「損をする可能性」ではないので注意しましょう。

「リスク=値動きの大きさ」は、一般的に「標準偏差」という数値で表されます。この章で表にまとめていますが、数値が小さいほど値動きが小さかったことを示します。

コスト重視の方にお勧めの3銘柄

コスト重視の方にお勧めの3銘柄(2020年7月末時点)

リターン
(直近1年)
リスク
(直近1年)
信託報酬
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 5.36% 21.48% 0.0968%
SBI・先進国株式インデックス・ファンド 1.32% 22.60% 0.1022%
eMAXIS Slim先進国株式インデックス 2.97% 23.06% 0.1023%

低コスト重視の方には上記3銘柄がおすすめです。いずれも信託報酬が安い「インデックスファンド」で、信託報酬は年率で0.1%前後しかありません。

つみたてNISAの銘柄選びのポイント

(写真=hikastock /stock.adobe.com)

楽天証券のつみたてNISAでおすすめ銘柄をご紹介しましたが、そもそもつみたてNISAの投資信託はどうやって選べばよいのでしょうか。

投資信託のポートフォリオをチェックする

(画像=著者作成)

投資信託は、「ポートフォリオ」をチェックして選びましょう。ポートフォリオとは資産の構成比のことで、「その投資信託が、どんな資産にどんな比率で投資しているか」を表しています。

ポートフォリオをチェックすると、その投資信託がどんな運用をするか、投資する前に把握することができます。自分の運用スタイルに合うポートフォリオを組んでいる投資信託を選びましょう。

リターン重視なら株式比率が高い銘柄を選ぶ

運用スタイルが「リターン重視」の方は、株式比率が高いポートフォリオを組んでいる投資信託を選びましょう。株式だけで運用する銘柄のほか、株式比率が高いバランスファンドが選択肢になるでしょう。

安定重視なら債券比率が低い銘柄を選ぶ

大きなリスクを取らず、安定的な運用をしたい方は、債券比率が高いポートフォリオを組んでいる投資信託を選びましょう。

つみたてNISAの対象銘柄には、債券だけで運用する投資信託はありません。バランスファンドの中から、債券比率が高い銘柄を選びましょう。

同じカテゴリなら信託報酬は安い方がいい

(画像=著者作成)

自分の運用スタイルに合わせて選ぶポートフォリオを決めたら、同じようなポートフォリオを持つ複数の投資信託を1つのカテゴリとし、その中で信託報酬が安い銘柄を選びましょう。

ポートフォリオが同じ銘柄の場合、基本的に同じような運用になります。運用が同じなので、信託報酬の差がリターンの差に直結します。

・インデックスファンドは信託報酬が安い傾向にある
投資信託の信託報酬は、アクティブファンドよりインデックスファンドの方が安い傾向にあります。

インデックスファンドはベンチマークに一致するよう機械的に運用すればよいので、低い信託報酬でも運用できます。アクティブファンドはベンチマークを超えるよう投資戦略を工夫するため、どうしても運用コストが高くなり、信託報酬も高くなってしまいます。

どちらも一長一短ですが、信託報酬に限ってはインデックスファンドの方が有利といえるでしょう。
出典:金融庁『投資の基本』

楽天証券の「スーパーサーチ」が銘柄選びに便利

楽天証券のつみたてNISAで銘柄を選ぶ際、159本ある銘柄をひとつひとつ確認するのは非常に手間がかかります。そこで、楽天証券の「スーパーサーチ」を利用しましょう。

スーパーサーチを利用すると、159本あるつみたてNISA対象銘柄をさまざまな基準でランキング形式に並び替えることができます。「最もリターンがあった銘柄」や「最も信託報酬が低い銘柄」を簡単に見つけることができるのです。

初心者が抱く つみたてNISAの疑問

(写真=yu_photo /stock.adobe.com)

ここで、投資初心者が考えるつみたてNISAについての疑問を見ていきましょう。

いくら積み立てればいいの?

最終的な目標金額を積立年数で割り、「リターンが0%だった場合、1年あたりいくら積み立てればよいか」を1つの目安にしましょう。たとえば、1,000万円を20年間で積み立てる場合、1年あたり50万円、月に約4.2万円積み立てればよいということになります。

リターンを加味して計算したい場合、楽天証券の「積立かんたんシミュレーション」を利用すると簡単に計算してくれるのでおすすめです。

下がったらどうすればいいの?

つみたてNISAを継続中に、たとえ相場が下落したとしても、できるだけ積立を継続しましょう。相場の下落中も積立を続けることで、平均の買い単価が下落し、利益が出やすくなる効果が期待できます。

(画像=著者作成)

途中で止められるの?

つみたてNISAは途中で止められます。積立だけ停止することもできますし、積み立てた投資信託を解約することも可能です。

ただし、注意しなければいけない点もあります。つみたてNISAは年間40万円まで投資することができますが、その年に使わなかった枠は翌年以降に繰り越せません。売却しても枠が復活することはないので注意しましょう。

楽天証券のつみたてNISA銘柄はスーパーサーチを活用しましょう

(写真=Monster Ztudio /stock.adobe.com)

楽天証券のつみたてNISAは非常にたくさんの取り扱い銘柄があり、自分にぴったりの投資信託を自力で探すのは非効率かもしれません。楽天証券の「スーパーサーチ」や「積立かんたんシミュレーション」などのツールを利用し、効率的な銘柄選びをしましょう。

ツールを使って銘柄を絞り込む際は、投資信託のリターンやリスク、信託報酬などに注意して絞り込みを行うことも忘れないでください。楽天証券のつみたてNISA、まずはスーパーサーチからチェックしてみてはいかがでしょうか。

文・若山卓也
肩書・ファイナンシャルプランナー
証券会社で個人向け営業を経験し、その後ファイナンシャルプランナーとして独立。金融商品仲介業、保険募集代理業、金融系ライターとして活動しています。 関心のあるジャンルは資産運用や保険、またお得なポイントサービスなど。お金にまつわることなら幅広くカバーし、発信しています。AFP、プライベートバンキング・コーディネーター資格保有。

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