KITTE内にある東京大学運営の博物館・インターメディアテクや、東京都庁の45Fに設けられた東京都庁展望室、かつて江戸城があった皇居東御苑など、東京都内にある入場無料のおすすめ観光スポットをご紹介します。

1.インターメディアテク

インターメディアテク(IMT)内部

東京駅近くに位置する、旧東京中央郵便局を利用した商業施設「KITTE」内にある入場無料の博物館。日本郵便と東京大学総合研究博物館が共同で運営しており、東京大学が開学以来、蓄積してきた学術標本の常設展示をする学術文化ミュージアムです。

IMTでは植物標本など所蔵品をおしゃれに展示。

「Made in UMUT――東京大学コレクション」と題した常設展示では、東京大学総合研究博物館の研究部と資料部17部門が管理する自然史・文化史の学術標本群が展示され、ミンククジラ、キリン、オキゴンドウ、アカシカなどの骨格標本は圧巻です。また、昭和天皇旧蔵品の剥製標本、岩石・鉱床の標本などが木棚に並べられ、いい意味で「博物館っぽくない」モダンな方法で展示されています。

ミュージアム内には、IMTのオリジナルグッズの販売もされており、ここでしか手に入らない貴重なグッズも購入できます。

2.東京都庁展望室

photo by ハルヒさん

東京都庁の45Fに設けられた、無料の展望室。富士山や伊豆が見える北展望室と、東京タワーや六本木ヒルズが見える南展望室の2つあり、1Fにある展望室専用エレベーターで向かいます。

展望室からは、西新宿の高層ビル群はもちろん、東京のシンボルである東京タワー、東京スカイツリー、そして季節や天候によっては富士山までも望みます。南展望室は9時半~22時、北展望室は夜23時までオープンしているので、夜景も楽しめますよ。

また北展望室にはカフェ「グッドビュー東京」があり、窓の近くに座れば摩天楼を眺めながら軽食やドリンクを頂けます。

3.皇居東御苑

皇居・二重橋

かつて江戸城があった場所で、旧江戸城の本丸・二の丸・三の丸を整備し、昭和43年(1968年)から無料で一般公開しています。園内には天守閣跡や二の丸庭園、大番所、富士見櫓などがあり、見どころが多く、一周するだけでも1〜2時間はかかるでしょう。