免疫力を高めるヨガポーズ3選
ヨガのポーズは普段はなかなか使わないカラダの筋肉を使い、全身の血行を促進してカラダを中から温めてくれるもの。
深い呼吸と共に行うことで副交感神経を活性化させ、適度に筋肉を使うことで交感神経の働きも助けてくれ、自律神経のバランスを整えてくれます。
今回は免疫力を活性化させるのに、必要なポイントを押さえているポーズをご紹介します。
鋤(スキ)のポーズ
頭と下半身が反対の位置になるようなポーズを「逆転のポーズ」と呼び、スキのポーズは比較的簡単な逆転のポーズのひとつ。
下半身のストレッチになり、下半身の血行促進しリンパの流れを改善してくれます。
普段は上にある頭が下にくるため、頭に新鮮な血液が送り込まれ、リラックス効果や免疫力に重要な自律神経のバランスを整えると言われています。
- 鋤のポーズのやり方
- 両手は手のひらを下にして仰向けに寝て、ゆっくり両足を天井に向けて浮かしていく。
- 両手で背中を支えながら、ゆっくり頭の後ろに足を持っていく。
- 手を伸ばして、床の上で指を組み腕全体で床を押す。このまま数回ゆっくりと呼吸する。
- 手を背中に当て、サポートしながらゆっくり足を天井へ浮かし、背骨を一個ずつ床に置くようにコントロールしながらそっと仰向けに戻る。
- ポイント
足が頭の後ろで床につかない時は、手で背中をサポートした状態でヒザを曲げます。
体重でゴロンと勢いがつきそうになりますが、こらえて筋肉でコントロールすることで体幹のトレーニングにもなります。
- 両手は手のひらを下にして仰向けに寝て、ゆっくり両足を天井に向けて浮かしていく。
針の糸通しのポーズ
初心者向けの簡単なポーズのひとつ。
肩や首の血行促進を助けてくれます。
ウエストをねじるため、内臓の活性化、特に免疫力を高めるのに効果的な腸内環境を整える手助けをしてくれます。
女性に嬉しいウエストの引き締めにも効果あり。
- 針の糸通しのポーズのやり方
- 四つん這いになる。
- 息をゆっくり吸いながら右手を横から上に上げる。視線も一緒に。
- ゆっくりと息を吐きながら手を横から回して反対の手の下に通す。右の肩と頭の右側を床に置く。
- このまま数回呼吸する。
- 息を吸いながら、右手を横から上に持っていく。
- 吐きながら四つん這いに戻る。
- ポイント
下半身はなるべく動かさないようにしましょう。
ヒザや骨盤の位置がずれてしまうと、ウエストからねじれないので要注意。
- 四つん這いになる。
木のポーズ
バランス感覚が必要な木のポーズは、ヨガの代表的なバランスのポーズ。
冷え性や血行促進に効果があると言われています。
バランス感覚を鍛えることは集中力のアップにつながります。
集中力が高まると、ストレスが解消され、自律神経のバランスを整えると言われています。
自律神経を整え、免疫力アップに効果的なポーズです。
- 木のポーズのやり方
- 両足をそろえてまっすぐに立ち右足を曲げ、右足首を持って太ももの付け根に足裏をつける。
- 両手を胸の前で合掌する。
- このまま数回呼吸する。
- ゆっくり胸の前に手を戻す。右足を解放する。
- 反対も同じようにやる。
- ポイント
足の裏で太ももを押し、太ももで足の裏を押し返すようにして反発し合うと、バランスが取りやすいです。
太ももでバランスを取るのが難しい場合は、ふくらはぎから始めてもいいでしょう。
- 両足をそろえてまっすぐに立ち右足を曲げ、右足首を持って太ももの付け根に足裏をつける。
ヨガで免疫力を高めよう!
ヨガと免疫力は深く関係があると言われているもの。
適度なヨガのエクササイズで、健康と美容と両方のケアを出来たら嬉しいですよね。
ヨガポーズで免疫力を高め、寒い季節も元気に楽しく過ごしましょう。
なお、ヨガには免疫力をUPする以外にも色々な効果があります。
提供・yoganess
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