ヨガのポーズで腰痛を和らげれば座りやすくなる

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

特に原因不明の腰痛や慢性的な腰痛に悩まされている人ほど、ヨガのポーズを行ってから座ることをオススメします。

原因不明の腰痛や慢性腰痛は、ストレスや脳疲労、運動不足が原因であることも多いため、ヨガのポーズは腰痛対策にも最適です。

腰痛に良いとされるヨガのポーズを3〜4ポーズ取って呼吸法を行なってからであれば、何もしない時よりずっと痛みや不快感なく座って瞑想することができるはずです。

座る場所はイスでも構わないですし、正座でも良いのです。

もちろん、腰痛の原因が骨格や神経にあるとわかっている場合は、治療を優先させてくださいね。

腰痛持ちでも座って瞑想するために、「あぐら」にこだわらない

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

「あぐら」でしなければいけないなんてことは全くありません。

自分が快適に座っていられるように工夫をしてから瞑想に取り組むようにします。

快適に瞑想するための工夫方法
  • 瞑想を行う場合も、座布団の上に座る。
  • 座布団を半分に折ってお尻をやや持ち上げる。
  • 背中を壁に当てるなどの工夫をする。
  • イスに座ったときに足の裏が床につかないのであれば、台などを置いて足の裏がぴったりつくようにする。
  • 背もたれに背中をぴったり当てる。
  • 背もたれにクッションを当てる。

「瞑想=無の状態」と勘違いしている人も多いですが、それは目を閉じた瞬間に訪れるものではなく、徐々に「無」や「静」の状態になっていくものです。

そして「無の状態」になるまでには、誰でも時間がかかります。

その時間には個人差がありますが、上級者でも5分、初心者ですと15分程度は黙って座っていなければ、瞑想状態には入れません。

そのため、15分程度はカラダを動かさずに快適に座っていられるポジションや場所を最初に作っておくことはとても大切なのです。

腰痛であっても寝たきりの生活をしていないのであれば、イス・クッション・座布団・ブロックなどのさまざまな小道具をフル活用して、ぜひ安定して座れる場所で瞑想を練習してください。

ヨガニドラを行なってから「座る瞑想」をするのもOK

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

仰向けでできる瞑想に「ヨガニドラ」というテクニックがありますが、これも眠ってしまう人が多く、眠りヨガといわれるほどです。

ヨガニドラも本来は眠ってしまうと効果が半減するのですが、万一眠ってしまってもOKとされています。

また、座って行う瞑想に比べると「肉体」をリラックスさせる効果が高い瞑想で、「悟りサマディ」を目指す前段階の瞑想とはやや異なる、どちらかと言うとリラクゼーションのテクニックです。

腰痛でポーズが取れない人はヨガニドラで肉体をゆるめた後に、短くても座る瞑想の時間を持つという練習方法を取ってみるのも良いでしょう。

腰痛の人はヨガから瞑想

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

「腰痛持ちだから瞑想ができない」とあきらめる前に、まずはヨガのポーズでほぐす、ヨガニドラでゆるめる、といった肉体のケアを行った後に座るという順番を守ってみて、座る時間を少しずつ長くしてみてください。

座れる時間が徐々に長くなってきたとき、腰痛もどんどん気にならなくなっていることでしょう。

提供・yoganess



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