3、女性のキャリアアップに使える3つの方法

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

では、実際にどういうことをしてキャリアアップを図ればよいのでしょうか。

(1)自己研鑽でできること

①勉強や研修を受ける

キャリアアップや独立開業を目指すなら、資格取得を思い浮かべる人は多いでしょう。資格は就職や転職活動に有利になりますし、直結した仕事があれば即戦力として期待されます。

資格にはたくさんの種類があるうえ、コースの受講、ワークショップへの参加、または特定の分野での認定資格の取得などスタイルは様々です。どの資格が自分のキャリアアップに有利か、方向性が同じか、しっかりと見極めてチャレンジしましょう。

②現職のまま新しい課題に取り組む

職場で新しいプロジェクトや責任を引き受ける機会を探すのもキャリアアップの方法です。

マネジメントやリーダーなど新しいスキルを習得するのに役立つだけでなく、雇用主に自分の価値を示すのにも役立ちます。社内で経験値を上げることも、次につながる立派なキャリアアップです。上司や同僚に、自分が何を目指しているかを知らせるのも大切です。共有することで、成長と進歩の機会を得ることができます。

③転職活動を始める

荒療治ではありますが、やりたい事が明確な場合、実際に転職活動してみるのもおすすめです。経験や資格を重視することもあれば、未経験でも研修体制が整っている企業や、情熱を買ってくれる企業も当然あります。

まずは飛び込んでみて「やりながら覚える」のは、実はキャリアアップの近道なのです。

④外部のセミナーやカンファレンスに参加する

そもそもやりたいことが分からない、キャリアの方向性が見出せないという方は、キャリアステップを踏み出すきっかけとなるセミナーやカンファレンスに参加しましょう。社内にそういった制度があれば利用し、外部の講座を受けてみるのもおすすめです。

キャリアプランのポイントや、マネー戦略など様々な内容があります。「キャリア」について考えを深め、まずは不安・葛藤の解消に役立てましょう。

(2)キャリアコンサルタントやコーチングに投資する

キャリアコンサルタントやマネジメントコースを受講するのもおすすめです。

転職サービスや転職エージェントに登録すると、無料で簡単なカウンセリングにのってもらえる場合もありますし、有料コースだとより深堀した内容であなたのキャリアプランニングを手伝ってくれます。

キャリアコーチングは、キャリア開発において個人をサポートし、様々なノウハウで導びいてくれるサービスです。キャリアコーチングは、受講者の強み、興味、価値、スキルを特定し、キャリア目標を達成するための計画を立てるのを支援してくれます。

キャリアアップにかける費用や時間については個人差があります。高額なコースもありますので、見積もりを取って内容に納得してから申し込むようにしましょう。

【ポジウィルキャリア】は、これまでのあなたの人生を振り返り「自分が本当は何を大切にしていたいのか」「どういう仕事ならストレスなく楽しめるのか」「本当はどんな生き方をしたいと思っているのか」をキャリアカウンセリングを通して見えてくるコーチングサービスです。

45分の無料カウンセリングがあるので、まずは試しに利用してみるのがおすすめ。こうしたサービスを活用してから、未来の自分にマッチしたキャリアアップを始めてみるのは非常に有効です。

(3)ネットワークを活用する

ネットワークを拡大することは、ビジネスで成功するキャリアを築くために不可欠です。

業界内の人たちとの関係を構築することは、キャリアアップの鍵となります。業界のイベントに参加したり、専門組織に参加したり、SNSで人々とつながりましょう。ネットワークを拡張するためのいくつかの戦略を次に示します。

①イベントに参加する

視野を広げるためにも、色々なところで開催されているセミナー、その他イベントに参加してみましょう。同じ分野の他の専門家と出会ったり志が同じ人とつながることができます。

②専門組織に参加する

希望する分野や業界に関連する専門組織の集まりに参加すると、人とつながれるだけでなく、業界のトレンドやベストプラクティスに関する最新情報を入手できます。

③オンラインコミュニティに参加する

LinkedIn(リンクトイン)やSNSグループなど、希望業界に関連するオンラインコミュニティに参加して、他の専門家とつながりましょう。

LinkedInはインターネット上で世界最大のプロフェッショナルネットワークです。キャリアアップを目指す人のためのプラットフォームで、 メンバーになるとLinkedInを利用して業界内外のプロフェッショナル、企業、グループのネットワークに参加できます。LinkedInの認知度は日本でも年々上がっており、2023年時点で日本のLinkedInユーザー数は300万人以上と言われています。

④ネットワーキングイベントに参加する

会社または業界団体が主催するネットワーキングイベントもあります。これらのイベントは、希望業界で人々と出会い、ネットワークを広げる機会に繋がります。

⑤上司や同僚とつながる

現代では社内の交流を避ける人もいますが、チームビルディングのためのイベントや仕事後の社交行事には積極的に参加してみましょう。ランチやコーヒーを飲みに連絡を取ったりして、会社や業界内の同僚との関係を築くことで得られる情報や人脈もあります。

⑥指導者を探す

希望する分野での経験があり、ガイダンスやアドバイスを提供してくれるメンターとなる人を見つけましょう。メンターは、課題と機会をナビゲートし、実業務に対する感覚を早く提供してくれます。

インターネット上には様々なイベントの情報があり、SNSにもビジネスのつながりを求める人のアカウントはたくさんあります。知らない人と交流したり人脈を広げるのは勇気がいるかもしれません。また、ネットワークの構築には時間と労力がかかりますが、辛抱強く、一貫性を保ち、他者との真の関係を築くことに集中しましょう。

4、キャリアアップのための自己ブランディング

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

(1)自分自身のアピールポイントを見つける5つの方法

手っ取り早く自分のアピールポイントを知るには以下の方法があります。

①楽しんでできることや楽にできること

自分にとって自然にでき、楽しんでできることや、あまり努力しなくてもうまくできることは何ですか?これらは潜在的な強みになる可能性があります。

②他人の評価を聞く

友人、家族、同僚、メンターに、あなたの強みは何だと思うか聞いてみましょう。他人からのフィードバックは、自分ではこれまで考えたことのない部分を評価してくれるかもしれません。

③診断ツールを使う

自分の強みを特定するのに役立つ、オンラインで利用できる診断ツールがいくつかあります。たとえば、Myers-Briggs Type Indicator (MBTI) と StrengthsFinder は、性格や強みに関する洞察を提供できる 2 つの人気のある評価です。

④経験を振り返る

過去に得意としてきたタスクやプロジェクトをピックアップしましょう。その時に成功するのに役立ったスキルと資質は何でしたか?これらは自分の強みの手がかりになる可能性があります。

⑤新しいことに挑戦する

新しい活動や趣味に挑戦することで、自分が知らなかった自分の長所を見つけることができます。これらの新しい状況で自分に自然に起こることに注意を払い、それらが強みと言えるかどうかを確認しましょう。

強みというのは、得意なことだけでなく、自分自身に活力を与え、やる気を起こさせるものでもあることを忘れないでください。目標を達成し、私生活と職業生活で成功を収めるために、自分の強みを伸ばして活用することを大切にしましょう!

(2)スキルや経験をまとめた自己紹介の作成

目標の整理やスキルの確認、価値観の棚卸ができたら、 履歴書や職務経歴書、ポートフォリオなど自己PRになるようにまとめていきます。