アラサーの働く女性の中には、資格取得やセミナー参加などに自己投資していきたいという方も多いでしょう。

しかし、自己投資をしている割には実益につながらないということも、よくある話です。

真の成功とは、良質な学びを確実にお金に変えること

『お金を稼ぐ人は何を学んでいるのか?』(稲村徹也著、きずな出版)の著者、稲村徹也氏は自己投資に2億円以上を使い、世界の一流の方々と同じ舞台に立つようになったといいます。

30代女性が知識、才能、経験をお金に変えるメソッドとはどういうものなのでしょうか?本書より、読み解いてみましょう。

学ぶ前に「億万長者マインド」を

著者はまず、学びを始める前に「億万長者マインド」を持つことが大切であるといいます。

「億万長者マインド」とは、常に自分自身に対して可能性を見出し、行動に移せること。

自分自身に興味を持ち、その可能性を信じる強いマインドを持つからこそ、「好奇心を持つ→学びへの意欲が高められる→学ぶ→リターンがある」という流れがうまくできるようです。

「何を学ぶか」よりも「誰に学ぶか」

次に筆者は、学ぶ方法が大事であるといいます。すべての学びは模倣からスタートするとしたら、誰の真似をするのかが重要なポイントとなるのです。

多くの人は「何を学ぶか」に力を注ぎ、「誰に学ぶか」ということを二の次にしがちですが、著者は逆であると指摘します。

言い換えれば、「誰と時間をともにするか」ということが成功のカギなのかもしれません。

そして自分自身の生活の中で、「学びたい」「何かを変えたい」という欲求が芽生えたとき、目の前にいる人物こそが師匠であると著者はいいます。

(写真=Kaziyeva-Dem'yanenko Svitlana/Shutterstock.com)

成功を手にするための「お金の習慣」

著者は、成功するために今すぐ始められる、「お金を貯めることを習慣化する」行動をいくつかあげています。