高タンパク質食の実践法を紹介!

『common』より引用
(画像=『common』より引用)

ここまでは、高タンパク質食で痩せる理由を紹介してきました。それでは実際にどのようにして食事を摂ればいいのでしょうか。

1日の総摂取カロリーは1500kcal必要で、その内の60%をタンパク質から摂取します。つまり、900kcalはタンパク質から摂取します。タンパク質は1gあたり4kcalなので、1日に約220gのタンパク質を摂取する必要があります。

タンパク質量の多い食材を一部ご紹介します。

<タンパク質量一覧>

  • 鶏ささみ100g: 約23g
  • 鶏もも肉(皮なし)100g: 約19g
  • 豚ロース100g: 約19g
  • 牛もも肉 100g: 約21g
  • ゆで卵1個: 約7g
  • 納豆1パック: 約10g
  • 焼き鮭 1切れ: 約22g

ざっと計算しただけでも、食品だけでタンパク質を220g摂取するのはなかなか難しいと感じると思います。

こんなに肉や魚をたくさん食べられないという時には、栄養補助食品を利用するのもオススメです。中でもオススメは、プロテインとプロテインバーです。プロテインはトレーニングを行っている方なら馴染みがあると思います。

プロテインバーは、おやつ感覚で食べられて、1本あたり20?30gのタンパク質を含んでいます。簡単に多くのタンパク質を摂取できますよ。腹持ちもとても良いので、ぜひ試してみてください。

トレーニングを行う場合の、高タンパク質食ダイエットは?

高タンパク質食によるダイエット方法では、自然と糖質の摂取量が減ります。ですが、トレーニングを行っている方は、トレーニング前にはご飯やパンなどの糖質が多く含まれている食品を食べましょう。

トレーニングを行うには、エネルギーが必要だからです。トレーニング中には、糖質が主なエネルギー源となるので、しっかり補給しておきましょう。

タンパク質を約200g、トータルのエネルギー摂取量は1500kcal以下、トレーニング前は糖質を摂取。この3つを抑えておきましょう。

高タンパク質食でどんどん痩せられる!

今回は、高タンパク質食で痩せられる理由や、その実践法を紹介してきました。高タンパク質食では、食欲を抑えるホルモンが分泌されたり、多くのエネルギーが消費されたりと、たくさんの痩せられる理由があります。

高タンパク質食では、かなり多くのタンパク質を摂取しなければならないので、栄養補助食品をうまく使ってタンパク質を摂取することをオススメします。高タンパク質食では、しっかり食べながらも痩せることができるので、満腹感を感じながらダイエットを行いたいという方には非常にオススメです!

中野卓
大学では栄養学、大学院では運動生理学を専攻。現在はスポーツ科学の研究に携わる。プライベートでは筋トレが日課。ダイエットやトレーニングに関する情報を発信していく。