名刺を忘れてしまった!そんなときどうする?
「名刺入れを持ってきたつもりが、うっかり忘れてしまった」という事態にはどう対処したらいいでしょうか。この場合、忘れたことを正直に伝えるのはあまりスマートな方法ではありません。
名刺を忘れてしまったときの決まり文句
名刺を忘れてしまった場合の決まり文句として、「ちょうど名刺を切らしておりまして。誠に申し訳ありません」がよく使われます。
自分が名刺を持っていないということを伝え、相手から名刺をもらったのち、「はじめまして、株式会社○○ ○○部の○○と申します。よろしくお願いいたします」と丁寧に述べてその場を切り抜けましょう。
予備の名刺入れを持っておくと安心
「昨日着ていたスーツに入っている」「別のカバンに入ったまま」などの理由で名刺を忘れてしまうこともあるでしょう。そのための対策として、スペアの名刺入れをカバンに入れておく方法があります。加えて、手帳や財布に少量の名刺を入れておけばさらに安心です。
オンラインミーティングの場合、名刺交換はどうする?
新型コロナウイルスの感染防止対策で外出自粛が続き、リモートワーク・在宅ワークを始める企業も増えています。厚生労働省が2020年4月12~13日に調査した結果、オフィスワーク中心(事務・企画・開発など)の人がテレワークをしている割合は、東京都の場合、半数をやや超えるほどでした。
遠隔業務が増えれば、商談や打ち合わせ、取材などの際、「オンライン上で初めて顔を合わせる」ということも珍しくなくなってきます。
テレビ通話での名刺交換として主流になりつつあるのが、「QRコード」を使用する方法です。例えば、名刺管理サービス「Eight」は、オンライン名刺交換機能を備えています。オンラインミーティングツールZoomのビデオ通話画面にQRコードを提示し、互いにそれをスマホで読み込みます。そうすると相手のプロフィール情報を見られるという仕組みです。
在宅勤務が市民権を得つつある今、名刺交換もデジタル化が進んでいます。もしかしたら未来の名刺交換は、全てスマホで済ませるのが常識になっているかもしれませんね。
名刺交換をしたら、その日のうちにお礼のメールをするとGOOD
人に会って名刺交換をしたら、必ずしたいのが「お礼メール」です。これをするのとしないのとでは、相手に与える印象が大きく違ってきます。自分の印象を残す意味でも、名刺交換のお礼はその日のうちにするといいでしょう。
お礼メールの文例を載せておきます。内容的には、お礼とともに「私はあなたに興味がありますよ」ということが伝わる文面だといいでしょう。
例えば、名刺交換時に「相手企業の新商品」が話題にあがったとしましょう。その場合は、「新商品を早速購入させていただきました」「貴社HPを拝見しました」などと書けばオリジナリティーが出て印象に残りやすくなります。
【お礼メール 文例】
件名:名刺交換の御礼(本日お伺いした株式会社〇〇・○○です)
株式会社〇〇〇
代表取締役 〇〇様
お世話になっております。
本日、名刺交換をさせていただきました株式会社〇〇・○○です。
このたびは貴重なご縁をいただき誠にありがとうございます。
歓談中、貴社新商品のお話が大変興味深く、
あのあと社に戻って貴社HPを拝見させていただきました。
早速購入してみたいと思います。
もし機会がございましたら、また一度、ゆっくりと
〇〇様のお話をお聞きすることができましたら幸甚に存じます。
メールにて大変恐縮ではございますが、
取り急ぎ、名刺交換の御礼を申し上げます。
今後とも何卒宜しくお願いいたします。
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署名
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名刺交換のロープレをやると自信がつく
名刺交換にはいろいろなルールがありますが、決して難しいことではありません。最初のうちは緊張するかもしれませんが、慣れてくれば誰でもスムーズにできるようになります。
それでも自信がなければ、「名刺交換のロールプレイング」を行うのもいいでしょう。上司や同僚に協力してもらい、実際の名刺交換を想定して練習します。その際は自分が名刺交換をしている姿をスマホで撮影すると、自分の癖や特徴をより詳細に知ることができます。
名刺交換は人の縁の入り口です。せっかくの縁を大切にするためにも、スマートに名刺交換を行えるようにしましょう。
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