部屋の中にいるから日焼けはしない!と思っていませんか?実はそれ、大きな間違いなのです。室内にいても肌はどんどん日焼けしてしまいますよ。そこで今回は、室内でできる紫外線対策方法についてご紹介します!おすすめグッズも解説していますので、是非参考にしてくださいね。
室内でも紫外線で日焼けをする原因とは?
①UVAが窓を通過するから
室内ならば紫外線が入ってこない、と考えていませんか?これは半分正しく、半分間違った情報です。紫外線には大きく分けて「UVA」と「UVB」の2種類があります。「UVB」の方は窓に吸収されて室内には届きません。しかし波長が長いUVAの方は、窓を通って室内に入ってくるのです。
この室内に入ってきた「UVA」により、肌が日焼けしてしまうのです。何も対策をしていない場合、直射日光の8割のUVAを室内で浴びることになりますよ。
②室内全体に紫外線が広がるため
部屋に入ってきた紫外線UVAは、性質上床や壁などに反射します。そのため、直接日光が当たっていないところにもUVAが広がってしまうのです。部屋の中ならどこでも日焼けをするリスクがあるでしょう。
③目が紫外線を認識するため
室内で日焼けをする原因に「目」があります。人間の目が紫外線を浴びると、脳は「体がダメージを受けている」と認識します。そして肌を守るために、「メラニン色素」という物質を分泌するのです。このメラニンが蓄積されることで、直接肌が日光を浴びていなくても、日焼けが起こってしまいます。
【インテリア】室内でのおすすめ紫外線対策方法3選!
①ブラインドやカーテンを付ける
紫外線UVAは、ほとんど100パーセント窓から侵入してきます。窓から入る太陽光を遮ることができれば、室内での日焼けを予防することができるでしょう。そこでおすすめしたいのが「ブラインド」です。物理的に紫外線をブロックすることができ、ほぼ100パーセント日焼けの心配はなくなります。
ただしブラインドを閉めてしまうと、せっかくの明るい日差しが入らなくなります。「紫外線対策はしたいけれど、暗い部屋は嫌だ」という方は、UVカットや遮光効果のあるレースカーテンを使用してみてください。レースカーテンならば、外の光を適度に入れつつ、紫外線をブロックすることができるでしょう。
②UVカット処方の窓ガラスを使う
耐久性を重視するのであれば、UVカット効果のある窓ガラスを使用してみてください。窓自体に紫外線をブロックする効果があるため、他の紫外線対策グッズは必要ありません。また半永久的なUVカット効果も期待できるでしょう。費用は少々かかりますが、長期的に見ると結果的に安く済む場合がほとんどです。
プロが仕上げてくれるので、UVをカットしつつ外からの光を取り入れることができますよ。家を建てる時やリフォームする場合などは、是非UVカットの窓ガラスを使用してみてください。工事の費用をできるだけ抑えたいという場合は、太陽光の入りやすい場所の窓のみUVカット処方に変える、というのもおすすめです。
③紫外線カットフィルムを使用する
「大掛かりな工事はできない」「費用を安く抑えながら紫外線対策がしたい」という方には、紫外線カットフィルムの使用をおすすめします。紫外線カットフィルムとは、太陽による紫外線のみをカットしつつ、明るさは透過させてくれるグッズです。窓にペタッと貼り付けるだけで、簡単に室内の紫外線対策ができますよ。
紫外線カットフィルムなら、本来の部屋の明るさを損なわずに使うことができるでしょう。一度貼ってしまえば長く使える、という点も魅力です。ただし紫外線カットフィルムを貼ることができないガラス窓もあります。自宅の窓ガラスが紫外線カットフィルムに対応しているかどうか確かめてから使いましょう。
【過ごし方】室内でのおすすめ紫外線対策方法3選!
①UVカットのサングラスをかける
体や顔には日焼け対策をしているけれど、目はそのまま放置している…という方は多いでしょう。目が紫外線を認識しただけで、実際には日差しを浴びていない肌が日焼けする恐れもあります。室内にいても、目の紫外線対策は怠ってはいけません。
おすすめなのは、UVをカットする機能が付いたサングラスやメガネ等を使うことです。色がついたサングラスは室内では過ごしにくいので、できるだけレンズが透明なものを選んでくださいね。
屋外だけでなく室内でも使えるグッズがまとめられていますよ。
②日焼け止めをこまめに塗る
紫外線対策として最も有効なのは、やはり日焼け止めを塗ることです。屋外と同様、しっかりと日焼け止めを塗りましょう。また汗をかいていなくても、時間とともに日焼け止めはどんどん落ちていきますよ。2時間に1度は日焼け止めを塗り直すことをおすすめします。
また日焼け止めを選ぶ際は、「SPF」ではなく「PA」が高いものを選びましょう。このPAが高ければ高いほど、部屋の中に入ってくるUVAをブロックできます。表示を確認し、適切な日焼け止めを選んでくださいね。
敏感肌でも使いやすいアイテムも紹介されていますよ。
③色彩の濃い服を選ぶ
暑い夏はついパステルカラーやホワイトの軽い服をえらびがちですよね。しかしこういった色素の薄い服は、紫外線を遮断することができません。ほとんどのUVを通してしまうのです。そのため服を着ている部分がいつのまにか日焼けしていた、という事態に陥りやすいですよ。
部屋の中ではなるべく色彩の濃いカラーの服を着るようにしてください。真っ黒でなくても、ネイビーやグレーでも紫外線遮断効果はありますよ。