体調不良で退職したあとの就職活動について

体調不良で退職する◎公的支援からひき止めへの対処法まで幅広く解説
(画像=『Rolmy』より引用)

体調不良で退職したことで、心配になるのがその後の就職活動です。
体調不良ということで、企業に悪印象を持たれないか不安になりますよね。

体調不良で退職した場合、体調回復後の就職活動でおさえておきたいことが3つあります。

  1. 体調不良から完全に回復したことを企業に伝える
  2. 体調不良になった原因が存在する企業を選ばない
  3. 前職についてネガティブな発言をしない

まず1ですが、体調不良で退職した人を見て企業がもっとも心配することが「また体調不良を理由に退職しないだろうか」ということ。

せっかく雇用して時間やエネルギーを使い仕事を教えたのにもかかわらず、退職されてしまっては企業にとって損失です。
体調が回復していることを企業にしっかり伝えましょう。

次に2についてです。
例えば前職できつい営業ノルマのせいで鬱になったのであれば、再就職先にきつい営業ノルマのある企業を選んでしまうと、前職と同じことになってしまいます。

正当な理由で退職したのであれば、就職活動でそこまでマイナスな印象になることはありませんが、体調不良による退職が続くのは決して良い印象を与えません。

最後に3についてです。
体調不良で退職した場合、転職理由がネガティブなものになりがちです。
ネガティブな発言は企業に良い印象を与えませからやめましょう。

営業ノルマで鬱っぽくなり前職をやめたからといって「御社は営業ノルマが低そうなので......」というのは、やる気が感じられません。

本音は前職のネガティブな部分が無さそうだからその企業を希望したのかもしれませんが、あくまで希望する企業のポジティブな面に目をむけ、そこを志望動機にしてください。

例えば「御社の製品を拝見し、御社の革新性と将来性を感じました。そんな御社で自分も成長できればと考え御社を希望いたしました」などです。

面接官に熱意が伝わるような理由を志望動機・転職理由にしたいものですね。
体調不良による退職であることは正直に言うべきですが、その企業に転職を希望した理由はポジティブなものにしたほうが上手くいきます。

体調不良で退職した筆者が伝えたいこと

体調不良で退職する◎公的支援からひき止めへの対処法まで幅広く解説
(画像=『Rolmy』より引用)

ここからは、筆者個人の体験をお伝えします。
体調不良で退職しようか考えている人の助けに少しでもなれば幸いです。

私は大学卒業後、新卒総合職で入社した会社を2年ちょっとで退職しています。
その理由は体調不良です。

残業につぐ残業、セクハラにつぐセクハラ。
3か月ずっと休日出勤になり、一度も休みの日がなかったこともあります。

それでも上司からの「会社が認めないかぎり退職できない」という言葉を信じてしまっていましたし、毎日死にたいとさえ思いながら仕事をしていました。

結果として1年9か月たったころ生理がとまり、ストレスによる男性ホルモン増加の影響で髭がはえました。
会社のビルの前に来るたびに恐怖で体が震え、動悸や息切れもおこりました。

そんなことが続いたある日、あまりに様子がおかしい私に同じ会社で事務職をしていた女性が言ってくれたのです。
「もう辞めな、死んじゃうよ」と。

その時ストンと何かが私の心に落ちてきたのです。
このままだと私は死ぬんだな、辞めてもいいんだなと初めて理解したのです。

そして退職の意を上司に伝え、色々ひき止めなどはありましたが「自己都合」で会社を退職しました。
仮に当時の自分がこの記事に書かれている知識を持っていたなら、「体調不良」を理由に、体調がここまで悪化する前に退職していたと思います。

体調不良で退職後、体調が戻るのにとても時間がかかりました。
体調不良を感じ始めた段階で無理をせず退職していたら、おそらくもっと早く体調が戻っていたと思います。

体調が戻り就職活動を始められるようになるまで、自分はもうどこでも働けないのではないかと不安でした。
でも結果からいうと無事就職もできましたし、体調も戻り毎日それなりに幸せに暮らせています。

もしも、この記事を読んでる女性で体調不良を感じているけれど退職するのを迷っている人がいたら、「貴方の心身の健康は仕事より大事」とアドバイスしたいです。

退職は労働者の権利の1つですし、体調不良で退職することは何も恥ずかしいことではありません。
心身がおかしくなる前に、休業するなり退職するなりで自分を守ってください。

【まとめ】体調不良で退職するには

体調不良で退職する◎公的支援からひき止めへの対処法まで幅広く解説
(画像=『Rolmy』より引用)

体調がすぐれないまま仕事を続けるのは辛いものです。
そんな時は体を壊す前に、体調不良を理由に退職するのも1つの手です。

できれば同僚や会社の負担にならないように早めの退職通知をするのがベターですが、そうできない状況の場合もあると思います。

引け目を感じることなく「退職」という手段を使って、自分を守ってください。


提供・Rolmy

【こちらの記事も読まれています】
本当に優しい人はなぜ強い?特徴と優しい人になるための4つのポイント
男性にデートで持って欲しいバッグはこの6種類!プレゼントにも◎
年下彼氏をしんどいと感じる理由7つ!長続きする付き合い方は?
付き合って1年の男性の心理は?実は彼が思っている本音のあれこれ
嘘つきに効く言葉5選!嘘をつく人の心理や特徴とは?対処法はある?