お水を飲んでもらう工夫は?
寒い冬は運動量が減るため、自然と飲水量も減ってしまいがち。 猫は飲水量が減ることが病気の原因になることも。水を飲んでいるかどうか気を付けてあげてください。
冬でもお水を飲んでもらうには、飲みたい時にすぐに飲めることも重要です。 いつでも飲水できるように、猫がいつも歩く通り道や寝床のそばに置いてみて。
◎ごはんとお水とトイレは離して
野生のネコ科動物は「捕まえた獲物を食べる場所」「水を飲む場所」「排泄場所」を混同することはありません。 おうちで生活する猫も同じで、フードボウルと飲み水とは離して置いてください。
水の好みは猫によって様々です。ボウルに入った水を好む子や、流れる水しか飲まない子もいます。
また、器にひげが触れるのを嫌がる子には平たい大きめの器に替えてあげるなどの工夫をしましょう。
◎ウェットフードをプラスする
ドライフードだけを与えているなら、ウェットフードをいっしょに与えることで摂取する水分がアップ。
スープタイプやゼリータイプもあります。
◎ドライフードにぬるま湯を加えてみる
ふやかすためではなく、水分摂取のためにドライフードにぬるま湯をかける方法もあります。 食事が変わると食べなくなる子もいるので、最初は少量のお湯からはじめてみて。
寒い時期はじっとしていることが多くなって運動量が減り、水を飲む量が減ってしまいます。 ねこじゃらしなどでいっしょに遊んだり、運動をさせる機会を増やしましょう。
本能をくすぐるじゃらしテク
◎音を立てて興味を引く
「カシャカシャ」「パタパタ」といった音が猫の気を引くポイント。
◎生き物のように止めたり、動かしたり
本物の虫や鳥になりきって「すばやく動かす」「ゆっくり動かす」「急に止める」などの変化を。
◎チラッと見せたり隠したり
座布団やブランケットの下でもぞもぞさせたり、じゃらしの先をチラッとのぞかせてみて。
ふだんの飲水量が分からないと、減っているのか増えているのか確認することができません。 飲水量をチェックすることは、体調管理をするうえでとっても大切です。 異変に気付くために、日頃からチェックしておきましょう。
◎飲水量のチェック方法
計量カップで水の量を測ってチェックします。最初に入れた水の量から、残った水の量を引いて飲んだ量を確認。
メモリの付いた食器を使うのもオススメです。
提供・犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)
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