ビタミンC(ビタミン誘導体)の5つの効果
ビタミンCは美肌ケアにはうれしい効果がたくさんあります。
代表的な5つの効果について見ていきましょう。
1.美白(※1)効果がある
医薬部外品の美白化粧水(※1)ならシミを予防することができます。
シミはメラニンが肌に大量発生し、色素沈着した状態なので色素沈着する前に過剰なメラニンの生成を抑えることができればシミになりにくいです。
2.コラーゲンの生成をサポート
ビタミンC誘導体の中には、肌のコラーゲンの生成を促す効果もあります。
肌のコラーゲンをサポートすることで、肌に弾力を与えたりシワを予防する働きにも期待できると言われています。
3.肌のターンオーバーを整える
ビタミンC(ビタミンC誘導体)にターンオーバーを整えることに期待できます。
肌の表皮は基底層から細胞が生まれ、約28日間で角質となって剥がれ落ちていくサイクルを繰り返しまし、これをターンオーバーと言います。
しかし加齢や老化角質の蓄積、肌の状態によりこのサイクルが乱れてくることがあり、年齢を重ねるごとにターンオーバーのサイクルが長くなるとも言われています。
ターンオーバーが乱れると垢となって剥がれ落ちるはずの角質が定着し、メラニンの蓄積からシミになりやすいのです。
肌のターンオーバーを整えることで、メラニンを蓄積させにくい肌に導きます。
4.抗酸化作用がある
化粧品で言われる「抗酸化作用」とは主に肌の皮脂の酸化を防ぐことを指します。
肌の酸化が進むと、シミ、くすみやシワなどのエイジングサインが出やすくなるのです。
抗酸化作用によりエイジングケア(※3)にもアプローチすることができます。
5.皮脂の分泌を抑える
ビタミンC(ビタミンC誘導体)は皮脂の分泌を抑える効果があるので、オイリー肌の皮脂抑制やニキビ予防のスキンケアにも配合されていることが多いです。
ニキビ予防の化粧水にはエタノールが配合されているものもあり、さっぱりとした使用感が人気なのですが、中には肌に合わない人もいます。
エタノールフリーでさっぱりとした化粧水を探したい人は、ビタミンC誘導体配合のものがおすすめです。
ビタミンC配合(ビタミンC誘導体)の化粧水の選び方
肌にうるおいを与えて健やかな状態を作る、ビタミンC(ビタミンC誘導体)化粧水もさっぱりタイプやしっとりタイプなどテクスチャーによって使用感が違いますよね。
肌によいビタミンC化粧水は、自分の肌に合ったものを選びたいものです。
化粧水にビタミンC(ビタミンC誘導体)が配合されていることを確認したら、あとはどんなところを見ていけばいいのか説明していきますね。
モイスチャー成分
スキンケアにはモイスチャー成分として配合されている種類により、テクスチャーやしっとり感が変わってきます。
■ グリセリン
濃厚なテクスチャーで保湿効果がとても高い成分です。
グリセリンの配合が多いとしっとりとしたテクスチャーになり、低刺激で乾燥肌や敏感肌にも使いやすい成分です。
■ BG
ほとんどの化粧水に入っている成分で、さっぱりとしたテクスチャーの保湿剤です。
べたつきがないので、乾燥肌からオイリー肌まで幅広く使用しやすく防腐効果もあります。
■ エタノール
清涼感のあるさっぱりとした使用感で、ニキビ肌やオイリー肌の化粧水に配合されていることが多いです。
敏感肌や乾燥肌の方が使うと乾燥しやすくなるので、ノンエタノールの化粧水がおすすめです。
美容成分
ビタミンC(ビタミンC誘導体)以外の成分では
- セラミド
- コラーゲン
- プラセンタ
- フラーレン
- アスタキサンチン
などが入っているものがおすすめ。