不成就日が大安や吉日と重なるとどうなるの?
不成就日が大安と重なると吉日ではなく凶日になる
不成就日が大安と重なると、大安の運気が薄まり凶日になってしまいます。不成就日と大安は、選日と六曜なので比べられる物ではありません。大安は何事も成功する日なので、矛と盾の話のようになってしまいます。しかし不成就日は何事も成就しない日なので、凶日と考えた方が良いでしょう。
不成就日が天赦日と重なると吉日が半減する
不成就日が天赦日と重なると、吉日が半減してしまいます。天赦日の読み方は「てんしゃにち」もしくは「てんしゃび」と読み、暦上最高の吉日です。字の通り天が赦してくれるという意味で、何をしても天が味方してくれます。歴注が違うので比べるのは難しいですが、吉日の効果は半減もしくは無くなってしまいます。
暦では不成就日の方が多く天赦日の方が少ないので、1年で2つも重なってしまっている年もありました。その年によりますが、なにか大切な用事がある場合は避けた方が良いでしょう。
不成就日が一粒万倍日と重なると悪い事が倍になる
不成就日が一粒万倍日と重なると、悪い事も倍になってしまいます。一粒万倍日の読み方は「いちりゅうまんばいび」もしくは「いちりゅうまんばいにち」と読みます。基本は吉日ですが、悪い事も万倍になるという意味があります。仕事始め・種まき・開店などに向いています。
不成就日と同じ選日の1つで、不成就日の悪い事も万倍になってしまいます。最凶のタックで、何をするにも良くない日です。吉日の欠片も残りません。不成就日と重なった場合は逆に、仕事始め・種まき・開店は特に避けましょう。仕事始めはずらしにくいので、ずらせない場合はお払いに行ってみましょう。
六曜とは?意味や由来は?
六曜とは歴注の1つで先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6つある
六曜とは歴注の1つで、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6つあります。カレンダーにも表記されている事が多く、メジャーな歴注です。1カ月でそれぞれ順番に繰り返しますが、旧暦の毎月1日に当たる日は固定で決まっています。今の暦に関係なく、旧暦の終わりに当たる所で1度途切れます。
発祥は中国で、時間を区切る為に使われていました。それぞれ吉日や凶日として意味があり、今の日本では物事を決める時の基準として使う事もあります。昔は二十八宿が主流で物事を決めていました。
六曜の吉日である先勝・友引・大安の意味や由来
六曜の中で先勝・友引・大安が吉日とされています。六曜は他の歴注と比べて読み方が分かりやすいです。読み方はそれぞれせんしょう・ともびき・たいあんと読みます。先勝は14時から18時まで、友引は11時から13時まで凶なので注意しましょう。
先勝は何事も早く行動すると吉という意味です。なので午後の一部は凶になってしまいます。友引は友を引きこむという意味で、良い事も悪い事も分けてしまいます。元は共引で引き分けになるという意味もあります。大安は有名で大いに安しという意味で、何をしてもうまくいくという意味になります。
六曜の凶日である先負・仏滅・赤口の意味や由来
六曜の中で先負・仏滅・赤口は凶日とされています。読み方はそれぞれせんぶ・ぶつめつ・しゃっこうと読みます。先負は先勝の逆で、何事も早く行動すると失敗するという意味です。なので午前は更に凶になってしまいます。
仏滅は物事がうまくいかない日で、六曜の中で最悪の凶日です。仏とは関係なく仏教由来ではありません。縁切りやお葬式には向いています。赤口の由来は、赤舌日と赤口日が混ざったとされています。羅刹神と八嶽卒神という鬼を司る日で、威嚇や妨害の意味があります。そのため何をしてもうまくいかないという意味になります。
不成就日は何もせず耐えよう
不成就日は何をするにも向いていません。やっていいことはおめでたい事や成就させたい事、何か新しい事を始める以外のことです。仕事上仕事始めをずらせなかったり、他人の結婚式や急な転勤の場合は仕方ありませんが、不成就日は何もせずに耐えた方が良いでしょう。
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