3.ユリ科以外の危険な植物とその症状

ユリ科以外にも、猫にとって危険な植物はさまざまあります。

サトイモ科

全体的に注意が必要ですが、特に茎と葉に「シュウ酸カルシウム結晶」という危険な成分が多く含まれています。
食べてしまうと口の中を刺激し、いろいろな症状を引き起こします。

◆サトイモ科の植物例

【専門家監修】食べたら即死?!猫にとって危険な植物とは?
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)
  • ボトス
【専門家監修】食べたら即死?!猫にとって危険な植物とは?
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)
  • カラジューム
【専門家監修】食べたら即死?!猫にとって危険な植物とは?
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)
  • ディフェンバキア
【専門家監修】食べたら即死?!猫にとって危険な植物とは?
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)
  • モンステラ

~症状~
口内のかゆみ、よだれ、嘔吐、気道閉塞、痙攣など

ナス科

ナス科の植物に多く含まれる「アルカロイド」が、猫にとって危険な成分。
葉や茎、根に多く含まれ、完熟したものよりも未熟な果実の方が、その危険性は高いと言われています。

◆ナス科の植物例

【専門家監修】食べたら即死?!猫にとって危険な植物とは?
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)
  • ホオズキ
【専門家監修】食べたら即死?!猫にとって危険な植物とは?
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)
  • チョウセンアサガオ
【専門家監修】食べたら即死?!猫にとって危険な植物とは?
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)
  • ペチュニア
【専門家監修】食べたら即死?!猫にとって危険な植物とは?
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)
  • トウガラシ

~症状~
下痢、嘔吐、ふらつき、散瞳(瞳孔が過度に大きくなる)、発熱、痙攣など

ツツジ科

ツツジ科の植物には「グラヤノトキシン」という有毒成分が含まれています。それは花や葉はもちろん蜜にまで及ぶもので、摂取すると、神経系や循環器系に障害を起こすことがあります。

◆ツツジ科の植物例

【専門家監修】食べたら即死?!猫にとって危険な植物とは?
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)
  • ドウダンツツジ
【専門家監修】食べたら即死?!猫にとって危険な植物とは?
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)
  • アザレア
【専門家監修】食べたら即死?!猫にとって危険な植物とは?
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)
  • シャクナゲ
【専門家監修】食べたら即死?!猫にとって危険な植物とは?
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)
  • サツキ

~症状~
嘔吐、下痢、不整脈、運動失調、痙攣、昏睡など

キンポウゲ科

葉と茎に「アルカロイド」を多く含み、毒性植物として有名なトリカブトもこの科の植物の一つです。

◆キンポウゲ科の植物例

【専門家監修】食べたら即死?!猫にとって危険な植物とは?
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)
  • キンポウゲ
【専門家監修】食べたら即死?!猫にとって危険な植物とは?
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)
  • アネモネ
【専門家監修】食べたら即死?!猫にとって危険な植物とは?
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)
  • クリスマスローズ
【専門家監修】食べたら即死?!猫にとって危険な植物とは?
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)
  • デルフィニウム
【専門家監修】食べたら即死?!猫にとって危険な植物とは?
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)
  • オダマキ
【専門家監修】食べたら即死?!猫にとって危険な植物とは?
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)
  • ラナンキュラス

~症状~
皮膚のかぶれ、嘔吐、血便、胃腸炎、心臓麻痺など