4.暮らしの中で気を付けるべきこと

【専門家監修】食べたら即死?!猫にとって危険な植物とは?
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

ドライフラワーや花瓶の水、アロマオイルも危険!

前述にもあるように、危険なのは花や葉を口にすることだけではなく、花瓶の中の水や花粉にも十分に注意を払う必要があります。

また、ドライフラワーやプリザーブドフラワー(生花に特殊な保存加工を施したもの)、さらにはアロマオイルも要注意。
アロマオイルを焚いた空間では、肺や皮膚から有害物質を吸収してしまうため、決して油断はできません。

植物を飾るときは?

猫と一緒に暮らすのであれば、まずは危険性のある植物をしっかりと調べ、安全性の高い植物を飾ることがベスト。もしも危険性があるものを飾る場合は、その飾り方に十分な配慮や工夫をすることが必要になります。

例えば、愛猫が絶対に入ることのない部屋を選んだり、フタのついたケースなどに入れて飾る。ドライフラワーであれば、飛びつく可能性のない場所に吊り下げるのも良いでしょう。

◆猫にとって安全な植物の例

【専門家監修】食べたら即死?!猫にとって危険な植物とは?
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)
  • パキラ
【専門家監修】食べたら即死?!猫にとって危険な植物とは?
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)
  • エバーフレッシュ
【専門家監修】食べたら即死?!猫にとって危険な植物とは?
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)
  • サンスベリア
【専門家監修】食べたら即死?!猫にとって危険な植物とは?
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)
  • ヤシ科の植物

5.危険な植物を口にしてしまったら

万一、猫が危険な植物を口にしてしまったら、できるだけ早く動物病院へ連れていきましょう。自宅では、飼い主さんのわかる範囲で、植物の名前やその写真、量や口にしてからの経過時間、行動の変化などをメモに残しておくと、診察の役に立ちます。

また、植物や有毒な水が体に付着している可能性もあります。ふたたび舐めてしまうようなことのないように、体全体を一度きれいに拭いてあげることも大切です。

その後動物病院では、胃の洗浄や、薬を使いながら嘔吐を促して毒物を吐き出させるなどの処置、血液検査などが行われます。

6.猫にとって快適なお部屋づくりを

猫にとって危険な植物は、非常に多くあることがわかりました。
思いがけない危険から愛猫を守るためには、飼い主さんの十分な知識と心掛けがとても大切なのですね。

また、猫にとって安全なお部屋づくりはもちろん、大切な愛猫にはより“快適に”過ごしてもらいたいもの。
ということで、こちらでは最後に、間取り別にアイデアが散りばめられた、猫のためのお部屋のつくり方をご紹介します。

愛猫とのより快適な暮らしに、ぜひご活用ください!


提供・犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)

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