男性更年期にもヨガがおすすめの理由

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

男性更年期障害が起こる原因は男性ホルモンの「テストステロン」の減少だと分かっていますが、テストステロンの分泌を妨げる要因には次のものが挙げられます。

  • 食生活の乱れ
  • 喫煙
  • 肥満
  • 動脈硬化など血糖や血圧の問題
  • 運動不足
  • ストレス
  • 睡眠不足

ヨガはこれらの問題を一つ一つ解決に近づけてくれます。

中年になり、運動から遠ざかっていた男性でもヨガは無理なくできる運動の一つです。

「ストレッチなんて何年もしていない」という人は自分の体が硬くなっていることに最初は驚くかもしれませんが、1回でストレッチの気持ちよさを体感し、きっとヨガを続けたくなるはずです。

また、呼吸法や瞑想法などは会社でも学校でも学ぶことがありません。

ヨガを通じて呼吸や自分の内側に意識を向けることは、仕事の場面でも確実に役立ちます。

ヨガでは必ず仰向けになって何もしない時間をもちますが、これもストレスフルな会社員にとっては至福です。

何もせずに仰向けになって「休むことを許す」「休むことに集中する」という経験は、ヨガなどをしていない限り、なかなか自分一人でできることではありません。

フィットネスやエクササイズも気持ちが良いですが、ヨガで肉体だけでなくマインドまでリセットをする習慣を持つことで、食事や睡眠の質も自動的に上がり、健康度はグッと増します。

呼吸法が気持ちよくて禁煙に成功したという人も少なくありません。

ヨガが直接的に男性ホルモンを増やすことはありませんが、自律神経のバランスを整えてくれます。

自律神経が整えば、ホルモンバランスも整うので男性ホルモンの維持にも役立つでしょう。

男性更年期におすすめのヨガ練習方法

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

過去に運動経験があった、運動には自信がある、今現在サッカーやゴルフ、ジョギングなどはしている、という人は少しアクティブなヨガをすると良いでしょう。

ヨガで全身を360度全部使うことで、筋肉や骨格のバランスが整い、他の運動の上達にも役立ちます。

長く運動をしていない、凝りや疲労が溜まりすぎている、マッサージなどが好きという人は運動量が多いクラスよりも、リラックス系のクラスをお勧めします。

アクティブなクラスでもリラックス系のクラスでも、呼吸法や瞑想が短くても学べるクラスをおすすめします。

また、女性に人気のアロマヨガもおすすめです。

アロマテラピーといえば「女性のためのもの」という印象をお持ちの方も多くいらっしゃると思いますが、柔らかく心地よい香りに全身包まれ、たっぷり呼吸をすることでアロマの世界にのめり込んでしまう男性は増えています。

更年期で悩む男性はヨガがおすすめ

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

まだまだ多くの男性が更年期障害を見逃しがちで、また自分だけは違うと認めない傾向にあります。

もちろん誰にでも老化現象や性ホルモンの減少による不調は起こりますので、深刻になりすぎる必要はありません。

ただ「何をしても不調が良くならない」「むしろ悪くなる一方」といった場合は、男性更年期障害の可能性を疑い、病院にいくことで、症状が改善するケースもあります。

男性の方が無理をしがちです。

ヨガのクラスに行くだけで、自分が無理をしていた、という事実に気がつける人は多いのです。

自分の現状を知るためにも、一度ヨガのクラスに参加してみてくださいね。

提供・yoganess



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