職場環境が悪い会社で働き続けるデメリット3つ
職場環境が悪い会社で働いていると、業務に支障が出るだけでなく、心身の健康が脅かされる可能性もあります。
具体的にどのような影響があるのか、デメリットを3つご紹介します。
1.モチベーションがアップしない
まず、職場環境が悪い中ではモチベーションの維持が困難です。
成果そのものが上がりにくい状況のため、さらにやる気がなくなり生産性がダウンする悪循環……。
また、上司から怒られたり、相談する相手がいなかったりと、モチベーションがあがるどころか下がる要素に溢れています。
せっかく「仕事を頑張りたい」と思って入社しても、このような環境では本来の能力が発揮できない可能性も高いでしょう。
2.情報共有ができず業務に支障が出る
職場の雰囲気が悪く、社員同士がぎすぎすしていると情報の共有不足が起こります。
小さなミスだけでなくクライアントに迷惑がかかることもあるため、業務にも影響が出てしまいます。
また、基本的に協力的な姿勢がなく、個々の力を合わせて発揮できないため、会社としての成果も上がりにくいと言えるでしょう。
さらに、生産性の低下から売上減少に繋がると、会社の存続すら脅かされる可能性も……。
このように、職場環境の悪さは、社員個人だけでなく会社そのものに悪影響をもたらします。
3.心身に悪影響を与える
劣悪な環境でストレスを感じながら働いていると、体だけでなく心にも大きな負担がかかります。
具体的な病名や症状を挙げるなら、うつ病や自律神経失調症、適応障害などです。
一度身体を壊してしまうと、そのときだけでなく数か月~数年間働くことが困難になるケースもあります。
結果として、収入が減ってしまい、日々の生活にも大きな影響を与えてしまうでしょう。
最近はストレスチェック度のセルフチェックができるサイトなどもあります。
5分で診断ができるため、一度試してみてください。
出典:「こころの耳」
職場環境が悪いときの対処法3つとは?
大前提として、職場環境が悪い状況を好転させることは簡単ではありません。
しかし「コミュニケーションをとる」や「スキルアップに集中する」など、個人でできる振舞い方のポイントもあります。
転職の検討も含めて、3つの方法をご紹介しますね。
1.コミュニケーションをとる
社員同士の距離感が原因で職場がぎすぎすしているのであれば、積極的に人とコミュニケーションをとってみましょう。
簡単にできておすすめなのが挨拶と感謝をしっかりと言葉に出して表現すること。
また「凄いな」「成果出してるな」と思ったら、素直に尊敬の意を伝えることも大切です。
いきなり職場全体の雰囲気を変えようとせず、まずは一人一人と信頼関係を作るところから始めましょう。
苦手だと感じる人とも、意外と分かり合えるかもしれませんよ。
2.スキルアップに集中する
職場環境の悪い会社で働くのであれば「スキルアップのため」と割り切ってしまうことも対処法のひとつです。
キャリアを積むという目標に集中していれば、人間関係を気にする暇がなくなります。
事情があってすぐに転職できない場合や、仕事そのものは好きなときに役立つ方法と言えるでしょう。
ただし、キャリアのためであっても、心身ともに疲れきっているときは無理に気持ちを奮い立たせないようにしてくださいね。
3.転職を検討する
職場環境が改善されない場合、思い切って転職してしまう方法もありです。
特に下記の症状が出ているのであれば、長期的に考えても転職をした方が自分のためになるでしょう。
- 心身のバランスが崩れている
- 正当な評価を受けていない
- 辞めたい理由がいくつもある
ただし、転職をする際は焦らずじっくりと会社を見極めなくてはいけません。
また、自分のスキルや経験を活かせる職場を探す必要があります。
今の職場環境が嫌だからといって、勢いで次の会社に就職してしまわないように注意してください。