日焼けはやけど、あまく見てはダメ
連日30℃越えの日本の夏。時には40℃近くになって、海やプールに行かずともいつの間にか日焼けしていますよね。たまたま長時間外にいただけで皮膚がヒリヒリ、夜になっても痛みがおさまらない、という状態も。それもそのはず、「日焼けは紫外線によるやけど」と本書。ヒリヒリする痛みの他、「皮膚がただれたり、水ぶくれができる」こともあるのだとか。さっそく応急手当から紹介しますね。
☆応急手当☆
・日焼け直後は濡れタオルなどで冷却
ほてって痛みがあるときは、水で濡らしたタオルや、保冷剤を包んだタオルを当てて、冷やす。
・ワセリンなどで保護
洋服とこすれて痛い場合は、日焼けしている部分にワセリンを塗る。皮膚が保護され、痛みがやわらぐ。
「たかが日焼け」なんて軽視しないで。冷やしても熱が取れないときは、迷わず皮膚科などを受診しましょう。
☆受診の目安☆
・痛みが強い
・皮膚がただれた
日焼けするのは皮膚だけではありません。「紫外線は目も傷つけることがある」と本書が指摘するように、日差しから目を守るのも大切です。「紫外線に当たってから6~24時間経ってから痛みが出るため、痛みの原因がわからずびっくりすることもある」という点を覚えておくといいかもしれません。
ここで、日焼け止めの選び方を本書からおさらいしてみましょう。紫外線には「肌を黒くする紫外線A波」と「肌に赤い炎症を起こす紫外線B波」があり、日焼け止めの「PA」は紫外線A波を、「SPF」は紫外線B波を防ぐ指標の数値。数値が大きいほど防止力が高まりますが、一方で肌に負担になることも。日焼け止めを数種類使い分けるのも手です。
転ばぬ先の杖としての、応急手当
「ヘビに噛まれた」「海や川での事故」など非日常の緊急事態から、「しゃっくりが止まらない」「指輪が抜けない」など日常に起こり得るアクシデントまで、本書を読めばもう安心。転ばぬ先の杖として、一家に一冊備えておくのをオススメします。
<文/森美樹>
森美樹
1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)を上梓。Twitter:@morimikixxx
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